池上彰が疑惑を否定「パクリはあり得ない。先生の意見を紹介することはあります」
netgeek 2018年9月11日
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前回の記事:池上彰のパクリ行為、「#MeToo」が連鎖して大物告発者6人が集結
現時点でパクリ被害に声を上げたのは5人の専門家。
(1)八幡和郎(徳島文理大学教授、評論家、歴史作家)
(2)有本香(ジャーナリスト)
(3)宮下研一(株式会社イグジット、ウェルリンク株式会社)
(4)坂東忠信(元刑事、作家)
(5)高橋洋一(嘉悦大学教授)
いずれも有名な大物であり、明かされたパクリの手口も同じなので信憑性が非常に高い。おそらく池上彰とスタッフは昔からずっと同じ手法を使ってきた常習犯なのだろう。
さて池上彰はマスコミの取材に対し、疑惑をはっきりと否定した。
「特定の先生が言ったことを自分の意見として言うことは、あってはならないことだし、ありえないことだと思います。番組スタッフがリサーチのため電話することはあると思いますが、私は、これまでに一度たりとも、そのようなことはしていません。そもそも、私の番組では、先生の意見を紹介したりはしていますが、私個人の意見は言わないスタンスでいます」
ポイントはスタッフが下調べをしていると知っていたこと。ではスタッフが「番組の方針で、○○さんの意見ではなく池上の意見として紹介しますが、ご了解いただけるでしょうか?」と了解を得ようとしていたことは知っていたのだろうか?
この部分は間違いなく他人の意見を自分の意見として言うパクリ行為であり、見解の相違が生まれる余地すらなく黒だと断言できる。ここまで大きな炎上騒動になっているのだから、受け身でコメントするだけでなく、スタッフも含めて誠実な対応をとってもらいたいものだ。
ただし現時点では、池上彰が専門家の意見と知らずにスタッフからのレクチャーを丸覚えしてしまい、結果的にパクリになった可能性もある。この場合でも謝罪はすべきだが、一度はパクリを否定するのは合点がいく。
しかしながらどのようなケースであろうと池上彰が「何でも知っている池上彰」を演じていたのは事実であり、この点は重大な落ち度だろう。
実際には池上彰はどの分野の専門家でもなく、元々は子供相手にニュースを解説するおじさんだった。それがいつの間にか周囲の期待に答えるように虚像を大きくし、引き返せないところまで来てしまった。
Amazonで「池上彰」と検索すると経済学から政治、宗教、世界史、現代史、原子力、アフリカビジネスまであらゆる分野の本を出しており、本当に本人が書いているのかどうか怪しい。
さすがにここまで博識とは思えないので専門家に書かせた文章に池上彰の名前をつけて金儲けしているだけなのではないか。
いい商売ですね!
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