タイの洞窟少年救出にイーロン・マスクが動き始めた
netgeek 2018年7月7日
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問題はどう助けるかだ。
少年とコーチらは誕生日を祝うために洞窟に入ったが、浸水して脱出できなくなってしまった。洞窟はかなりの長距離で、簡単には脱出できない。
さらにやっかいなことに、非常に狭く酸素ボンベが背負えない箇所がある。
全長4.5km。歩くのも大変なのに、視界が悪い中で酸素ボンベを背負って泳ぐのは大変。体力的にも厳しい。
今はタイの海軍特殊部隊SEALsが食料などを届け、救出作業を担当している。だが苦戦しており、救出はかなり困難だ。
幸いにも子どもたちは元気だという。スナック菓子をもっており、コーチの指示で少しずつ分け合って食べていた。
さて、この事態を知ったイーロン・マスクはTwitterで情報を発信した。
I suspect that the Thai govt has this under control, but I’m happy to help if there is a way to do so
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月4日
「タイ政府が対応していることは知っているが、自分も喜んでタイ政府に協力する」
Boring Co has advanced ground penetrating radar & is pretty good at digging holes. Don’t know if pump rate is limited by electric power or pumps are too smal. If so, could dropship fully charged Powerpacks and pumps.
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月5日
「ボーリング・カンパニーはレーダー技術で地下を探知することができ、穴を掘ることに長けている。現地の状況は分からないが、テスラの商用バッテリー『パワーパック(Powerpack)』や送水ポンプを送ることもできる」
SpaceX & Boring Co engineers headed to Thailand tomorrow to see if we can be helpful to govt. There are probably many complexities that are hard to appreciate without being there in person.
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年7月6日
「スペースXとボーリングカンパニーのエンジニアがタイ政府に協力可能か調べるために明日タイに向かう」
イーロン・マスクは水中にチューブを通したうえで空気を通して脱出する計画などいくつかの案を出したとされる。
タイ政府は現在、洞窟から水を抜く作業を続けているが、今週末には雨が降ると予想されている。また雨季に入ってしまうと水を抜くのに4ヶ月はかかるとみられる。
検討された方法にはどれもリスクが伴う
・上から穴を掘る(洞窟崩落の恐れあり)
・横穴を探す(本当にあるかどうか分からない)
・排水する(焼け石に水?)
・酸素ボンベをもたせて泳がせる(6時間以上も泳ぐ体力があるのか?)
タイ政府は少年たちにダイビングの技術を教えており、1人あたり2人のサポーターをつけたうえでの脱出を検討している。イーロン・マスクの技術提供で現実的な打開策は見つかるのだろうか…。