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整備担当の大韓航空「米軍ヘリの窓枠落下?窓は契約対象外だから知らん」←えええ!?

netgeek 2017年12月21日
 

沖縄県の普天間第二小学校に米軍ヘリ(CH-53)の窓枠が落下した騒動で、整備を担当する大韓航空が信じられないような言い逃れのコメントを行った。

大韓航空「窓は契約に入っていないので弊社は全く関係ない」

メディアの取材に対し、大韓航空は奇妙な釈明をしている。

大韓航空の担当者は15日、夕刊フジの問い合わせに、「今年、事故機をメンテナンスしたことは事実だが、落下した窓は契約の対象に含まれておらず、弊社は全く関係ない。整備や点検は数カ月かけて丁寧に行っている」と話した。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/171216/soc1712160003-n2.html

では窓は誰が検査するのか。大韓航空としては、たとえ契約内容に入っていなかったとしても今回の騒動を重く受け止め、同じ事故が起きないように検査項目を拡大して再発防止策を講じるのがあるべき姿だろう。

米軍は安全が確保されることを期待してプロに整備を外注しているわけで、大韓航空はそのような話の本質を全く理解していないように思える。誰に責任があるのかといえばそれは間違いなく整備担当の大韓航空なわけで、関係ないはずがない。

こんな卑怯な言い訳をされては契約書が分厚くなるばかり。米軍としてはこの際、見切りをつけて整備担当を変えてしまったほうがいい。

整備担当は入札制で、2015年に大韓航空が55億4800万円で落札していた。

【ソウル聯合ニュース】大韓航空が日本に駐留する米海兵隊のヘリコプターCH53約40機の整備を担当する事業者に選ばれた。同社が26日、明らかにした。

同社は昨年8月の公開入札に参加し、今月23日に選定された。

来月から2020年までの5年間、システム点検や機体を分解しての主要部位点検のほか、非破壊検査を実施し欠陥を修理、補強する。事業規模は500億ウォン(約55億4800万円)台。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2015/05/26/0500000000AJP20150526001400882.HTML

入札制で一番安いところを選んだらとんだ手抜きだったというオチ。しかも責任逃れまでされて米軍としてはたまったものではない。今回の窓落下について悪いのは整備担当の大韓航空なのに、なぜか市民とマスコミは米軍を一斉に非難している。

▼大韓航空。

抗議者が本当に市民の安全を考えているのなら、今一度不祥事が起きた原因とこれから必要な再発防止策について冷静に考えてみてほしい。

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