「失敗の本質」の帯が小池百合子でギャグだと話題に
netgeek 2017年11月17日
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ある意味、非常にタイムリーな帯。出版社としては思いもしなかった誤算だろう。
出典:https://twitter.com/cybeck/status/922317241235804160
都知事当選後、希望の党を立ち上げて国政進出を目論むものの、あえなく選挙で大敗。吸収した元民進党議員から責任を問われ、玉木雄一郎議員に代表の座を譲り渡す羽目になった。一言で言えば母屋を乗っ取られたという情けない話。踏み絵までさせて家来として集めた元民進党議員はあっという間に裏切った。
小池百合子の希望の党はわずか3ヶ月で崩壊し失敗する結果となった。本人はそんなまさかの未来を予想していなかったのだろう。小池百合子は組織が失敗する理由を読者に上から目線で解説する。
出典:https://twitter.com/kishaburaku/status/930447782783021056
元民進党議員を手なづけられると楽観視し、都民ファーストの会と希望の党を縦割りに、築地市場では決定を下せないままダラダラと予算と時間の逐次投入を行ってしまった。
出版社としては当時、都知事に当選して最も旬だった小池百合子に帯をお願いしたものの、今となってはとんだギャグになってしまった。
ハードカバー版も小池百合子が帯。
出典:https://twitter.com/ogasawaramakoto/status/917682105382969346
この本は小池百合子の座右の書らしい。どこで何を誤ったかあっという間に恥ずかしい黒歴史になってしまった。しかし、今さらなかったことにはできず、書店では事前の計画通り続々と小池百合子がプッシュされる。
「小池百合子都知事が座右の書として紹介」「楽観主義とタテ割りが日本の組織の欠陥だ。小池百合子」
出典:https://twitter.com/Yukincco_/status/914272071328215040
「多くのビジネスリーダーが組織における失敗回避を学んできた」という説明文がやけに虚しい。
さらに目を移すととんでもない書籍も見つけてしまった。「小池百合子 人を動かす100の言葉」。
元民進党議員と国民を動かせなかった小池百合子が一体何をドヤ顔で語っているのか。リーダーとして成功していない小池百合子が成功本を出してどうする。希望の党は今や希望NO党だ。