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あなたにインスパイアを与えてくれる13の「超使いにくい製品デザイン」

netgeek 2014年4月15日
 

アートの世界にも論理があるということをご存知だろうか。一見、創造力とフィーリングだけで適当にデザインされているようにみえるものでも、その背後にはユーザーのことを考えて緻密に計算された論理があるものなのだ。

そのことを裏付けるように海外のデザインプロジェクトを推進するkkstudioが面白い試みを行った。「The Uncomfortable」と題したプロジェクトにて、あえて「とても使いにくい製品」のデザインをシリーズ化し、HPにて公開したのだ。

これは、使い勝手が悪いものをつくってみることで製品がもつ本来の良さを再認識させるという意図があるそうだ。この記事では、そんな常識を覆すプロダクトデザインをkkstudioから紹介しよう。

画像を見ていくうちに、身の回りにある当たり前だと思っていたものが実はちゃんと計算されたデザインだったと気づくはずだ。

参考:kkstudio
http://www.kkstudio.gr/

1 注げないじょうろ

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2 分厚いボタン

un_button

3 重いカサ

un_umbrella-06

4 トゲトゲしたグラス

2.3_wine_resize

5 穴の空いた食器

6.2_bowl_resize

6 取っ手が横についたブラシ

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7 狭い階段

9_resize

8 ずれた階段とドア

11.1_door_resize

9 盛り上がったイス

16.1_chair_resize

10 クリームとビスケットが反転したオレオ

oreo_01

11 つま先に穴が空いている長靴

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12 先が覆われているスプーン

un_spoon_03

13 飲みくちが斜めのグラス

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いかがだろうか。こうしてみるとプロダクトデザインが製品の使い勝手に直結しており、とても重要であることがよく分かる。

ただ最後のグラスだけはなんだかオシャレで香りが閉じ込められるのでいい気もするのだが…。

技術者は往々にしてデザインを軽視しがちだが、ユーザーにとって製品がもつ性能とデザインは掛け算の論理でユーザビリティを高めるもの。決してデザインが持つ力を軽視することなく、より洗練されたプロダクトデザインを追求していきたいものだ。

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