【炎上】くわばたりえ「福島産のお米は買わない」 NHKでの発言に賛否両論

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【炎上】くわばたりえ「福島産のお米は買わない」 NHKでの発言に賛否両論

netgeek 2017年3月8日

お笑いコンビ「クワバタオハラ」のボケ担当、くわばたりえがNHKの番組に出演した際に、福島産のお米は買わないと発言した。現在、賛否両論が飛び交い、炎上状態となっている。

東日本大震災から6年。福島産の食べ物はいまも風評被害に遭っている。

放射能汚染が心配されるということで、とにかく福島産の食べ物は敬遠され、値段も著しく落ちている。現地の農家の人たちは正式な検査をクリアしているにもかかわらず、以前のように農作物が売れない苦境に苦しんでいる。

そんな状況を伝えながら番組が進行する中、くわばたりえがプライベートのエピソードとしてあった出来事を正直に話し始めた。

くわばたりえ「なんか、私は福島米食べてますって言えない自分がいる」

くわばたりえ「この前スーパー行った時、福島産のお米がちょっと安く売ってたんです。でも買わなかった。安いのに。なぜかって言うと、いっぱい並んでるのに減ってないんですよ。隣の200円ぐらい高いお米のほうが減ってる。じゃあみんな買ってないから私も買わないでおこうっていうのがどこかである」

頭では分かっていてもどこかしら不安な気持ちが払拭しきれないということなのだろう。消費者の心理として大変参考になる意見だ。

くわばたりえは話を続ける。

くわばたりえ「検査したら基準値は大丈夫ですって聞いて、『そうなんだ』って思うけど、食べない人のほうが多いと思うと『あ、じゃあ…』ってなる自分がいる」

この話の後、番組では「実は放射能物質の検査はきちんと行われているが、それを知らない人が3割もいる」と紹介していた。

少なくとも3割は福島産の食べ物に本当に放射能物質が入っているリスクが高いと思い込んでいるのだろう。ただし、過去の食品検査ではずさんな検査方法ですり抜けがあったり、不正が判明したりしたことがあったのも確か。正式な検査が行われているとはいえ、それを信用しない消費者がいるのも決して間違ってはいないように思える。

くわばたりえの発言は波紋を呼び、現在、賛否両論が飛び交う結果となっている。よりによってNHKでの発言というのも怒りを買うことに繋がった。