消費者庁「洗濯表示を12月から変更するよー」→分かりにくいと話題に
netgeek 2016年11月2日
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消費者庁は11月1日、洗濯表示が新しいものに刷新されることになったと発表した。グローバルな基準に合わせた新マークは意外と分かりにくいものが多いと不評だ。
新しい洗濯表示に目を通しておこう。
これは理解して覚えるのが大変だ。マークをシンプルなものに変えたせいでその意味がかなり分かりにくくなっている。特に自然乾燥のところは非常に難解。どうしてこんな表記にしたのかと感覚を疑ってしまう。またアイロンのかけかたは黒丸が温度を表しているというのが理解しにくい。
▼以前のマークの干し方(自然乾燥)。率直で分かりやすい。
▼以前のマークのアイロンのかけかた。高中低と書かれているので分かりやすい。
新しいマークでは世界基準に合わせる意図で漢字を廃止したようだ。不満を漏らす消費者の反応をみていると、それが凶と出た側面も否定しきれない。より詳しくは消費者庁が発表した資料を見てほしい。以前のJIS基準に則った洗濯表示も載っているので比較してみると面白い。
ここ数年、日本はグローバル化を目指して急速にマークの刷新を進めているが、うまくいっていない気もする…。
(1)病院のマーク。完全に昇天した人の安置所になっている。
(2)温泉マークは溶鉱炉に沈む家族だと話題になった。
もしかすると日本語が分からず、日本人の感覚をもっていない人にとっては新マークのほうが分かりやすいのかもしれない。新しい洗濯表示はいざというときに意味が読み取れなくて困るもの。一覧表はスマホやタブレットに保存しておいたほうがいいだろう。
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