選挙に行かない若者が、後で死ぬほど後悔する理由を解説してみた
netgeek 2016年7月8日
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このグラフを見てほしい。20代の投票率は60代の約半分だ。
▼平成22年参院選の投票率。赤い棒グラフが20代の投票率だ。
「こんなグラフ、もう見飽きた。俺には関係ねえ!」と思う人もいるだろう。しかし、若者にとってこの状況がいかに怖ろしいか、非常に分かりやすく解説したツイートが話題になっている。
「白票でもいい。投票率がとにかく大事」だと力説している。これはどういうことなのか?
つまり、政府は選挙に行かない若年層を重要視していないということだ。現状では若者向けの政策よりも老人向けの政策を進めたほうが票になるが、もし二十代の投票率が上がれば、政府は若年層を無視できなくなる。
「白票でも、ギャグを書いてもいい。面白半分で投票しろ!」とかなりドラスティックな表現を使いつつ、とにかく投票率を上げなければ、若者たちは政治から無視されると警鐘を鳴らしている。この意見に対し、多くのリプライが集まった。
また、もっと分かりやすくイラストで説明しよう、というTwitterユーザーも出てきた。
▼選挙に無関心な若者 VS 既得権益で儲けているので選挙へ行く人々。政治家は、当然選挙へ行く人を利する政策に取り組む。
▼選挙に行かなかった世代への行政的フォローは薄く、生きにくい環境に。それからデモをしていたのでは遅い。
▼だから、選挙へGO!予定のある人は、期日前投票へ!
さらに、今年は全国各地で「選挙割」が実施されている。選挙へ行って、お得に買い物をしよう!
▼お茶で有名な「辻利」が抹茶ソフトを割引!選挙へ行った人だけの特典だ。
▼「チーズのこえ」でも、ソフトクリームが半額になる!
▼わずか5分、選挙に行くだけで18,000円手に入るという計算もできる。みんなで投票に行って焼き肉だ!ステーキだ!
他にも「選挙割」を実施している企業は多いが、いずれも「投票済証」が必要だ。投票後、係員に声をかけたらすぐにもらえるものなので、身構えなくても大丈夫。せっかくの機会なので、ぜひ「選挙割」を利用したい。
さて、今までも散々「投票へ行こう!」と呼びかけられてきたものの、若者の投票率は上がっていない。あまりこねくり回した表現で投票を促しても効果は薄いのだろう。だからこそ、あえてシンプルに言いたい。若者が選挙に行かないと、老人たちが得をして若者は後悔する。
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