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【新発見】ついに人類は水の上を歩くことが可能になった!すげええええ(動画あり)

netgeek 2014年3月20日
 

よく漫画である水の上を歩くシーンに憧れたことはないだろうか。方法論はいくつかあり、そのうち主流なのは、足を超高速で動かす派と水を加工する派であろう。今回YOUTUBEに投稿された動画は、水にあるものを混ぜて加工したうえで、足を早く動かす方法だ。何かのはったりでも、トリックでもなく、れっきとした科学的な方法なので、もちろん誰でも再現可能。

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実験は、ツインメッセ静岡・南館で開催さ­れた「ジャングル探検隊」というアトラクションで行われた。動画では「底なし沼を歩いてみよう」というタイトルがついており、白くて濁った液体に少年が足をつけている場面から始まる。

この液体、実は特殊な性質を持っていて、早く足を動かすと液体が固体に近い状態になるのだとか。そのため、早く足を動かすことで足が抜けなくなったり、水上を歩けるようになったりするのだ。

動画後半(0:40~)では見事、水上を歩くことに成功しているので是非注目されたい。

http://youtu.be/IblyrZs9Lw0

科学ってすごい!!動画ではそれほど深さがないため、歩いている様子が分かりにくため、もっと大きなプールで試してみたい。TVの企画でやってくれないだろうか。

ダイラタンシーの原理

実はこの現象は「ダイラタンシー」という性質で説明されている。

ダイラタント流体は一般に、液体と固体の粉末粒子の混合物である。力を加えられて粒子の隙間がなくなった状態で、大きな剪断応力(圧縮力)が働くと、粒子が最も密度が高い充填状態とは異なる、体積がより増す位置に無理やり動かされようとすることに対して、強い抵抗を示す状態になる。

外力(圧縮力)と拮抗する内部抵抗力(体積変化=膨張、に伴う力=ダイラタンシー)が生じると、全体として、剪断応力に対してまるで固体のような抵抗を示す状態に移行する。しかし力を加えるのを止めれば、粒子の隙間が広がって、圧縮力とそれに対向する力がともに働かなくなり、元の液体の状態に戻る。
参考:wikipedia

YOUTUBEにはこの他にも、素早い動きに対して固体の反応をする液体の動画がアップされている。片栗粉と水を1対1で混ぜただけで、パンチを跳ね返す性質の液体に変質するという動画だ。

材料が簡単で、どこのご家庭でも実験することができるのが嬉しい。

http://youtu.be/exhafK8iFZ8

研究がもっと進めば、ごく少量の薬品でダイラタンシーを起こせるようになるはずだ。

足の裏に塗料を塗るだけで水の上を歩けるようになる時代がくるかもしれない。

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