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【東京五輪】佐野研二郎を当選させるために口裏を合わせて票を投じた3人の人物が明らかに

netgeek 2015年12月19日
 

2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムを選ぶにあたって、佐野研二郎氏を当選させるために不正を働いた関係者は誰だったのか。ついに真実が明らかになった。

東京五輪組織委員会は関係者に聞き取り調査を行い、佐野研二郎氏の当選に不正はなかったか調査していた。そして、結果的に応募者と審査員の間に黒い繋がりがあることが分かった。

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やはりネット上で噂されていた通りだった。佐野研二郎氏のデザインについては当初は「T」の文字をシンプルに表現したものだったが、後から商法登録が難しいなどという問題が浮上し、あのよく分からない形に落ち着いた。しかし、問題があることが分かったのならばその時点で別の人を当選させるのがまっとうなやり方ではないか。審査委員にはどうしても佐野研二郎氏を当選させないといけない事情があったように思える。

そんな疑問はやはり本質を突いていた。なんと組織委員会の内部に3人、佐野研二郎氏と繋がっており、不正を働いた人物がいたのだ。

(1)審査委員代表の永井一正。

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博報堂デザインを経営し、多摩美術大学の教授も務める永井一史氏の実の父親。初めから佐野研二郎氏のデザインを当選させる魂胆を持っていた。製作者が無記名で伏せられていた審査時の投票にあたっては保有する20票のうち10票をわざと残し、投票締め切りぎりぎりで別の関係者からどれが佐野研二郎氏のデザインか聞き、票を投じた。その瞬間の記録は会場に設置されたカメラに映っており、動かぬ証拠が残っている。

(2)槙英俊(まき ひでとし)マーケティング局長

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電通から出向してオリンピックプロジェクトに参画していた。事前に佐野研二郎氏の作品番号を暗記し、永井一正氏に耳打ちした人物。投票では2票で一次審査合格となるが、佐野研二郎氏のデザインは1票しか入っていなかったので、票を入れるよう促したとされる。なお、すでにマーケティング局長は更迭済みで現在は電通に戻っている。

(3)高崎卓馬

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電通に所属する人物。槙英俊氏と結託し、永井一正氏に佐野研二郎氏に投票するよう促したとされる。組織委員会ではクリエイティブ・ディレクターとして参画していたが、不正が明らかになってからその座を更迭された。

さて、ではどうしてこれら3人は佐野研二郎氏を当選させようとしたのか。佐野研二郎氏から何か見返りをもらう約束だったに違いない。

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佐野研二郎氏の盗用疑惑が浮上したときに出回った関係図を改めて見返してみると、やはり組織委員会内部で不正に手を染めた3人の顔が確認できる。エンブレムのデザインについては、エンブレムのマークが入ったグッズの売上も製作者に使用料として還元されることになっており、その額は推定200億円とも報じられたこともあった。永井一正氏、槙英俊氏、高崎卓馬氏の3名は佐野研二郎氏からそのキックバックを受け取るつもりだったのではないだろうか。

ネット上では「博報堂と電通が組織的に関与した出来レース」「広告業界終わってる」「こういうふうにコネで仕事してるからいつまで経っても日本のクリエイティブのレベルはあがらない」という批判も聞かれる。多額の損失が生まれ、国民の納めた税金が無駄遣いされた今回の事件、このまま黙っていてはいけない。

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