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【点と線】知識と経験と創造の違いを1枚に表した画像が話題に!

netgeek 2014年2月12日
 

アップルのスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式において「点と線」の話をしたのはあまりにも有名であろう。その「点と線」の話の理解を促してくれる1枚の画像が今、twitter上で話題になっている。

話題になっているtweetはこちら。2500を超えるリツイートと、3000を超えるお気に入り登録がなされている大ヒットツイートだ。

画像が消えてしまうかもしれないので、画像単体も掲載しておく。

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はじめは点にしかすぎなかった知識が経験を経て線でつながり、創造性をもってすれば新たなものを生み出すことができると読み取ることができる。

ここであらためて、ジョブズのスピーチ動画をみてみよう。

http://youtu.be/87dqMx-_BBo

未来に先回りして点と点をつなげることはできない。君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。

時価総額世界一の企業を一代で作り上げた男、ジョブズの言葉はやはり重みがある。

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ジョブズの場合、大学を中退してから受けていたフォントの授業で得た知識が美しいmacのフォントを生み出したいうのだ。当時はそれが将来何の役に立つかといったことは考えておらず、単なる興味にしかすぎなかったが、しっかりと育てた点はPC事業という点と結びつけることができた。要するに他者と差別化できるような資源を育てることが重要だといえよう。経営学の世界では資源に基づいた戦略観を「リソースベーストビュー」という。価値ある資源を持つものが競争優位を発揮できるというものだ。

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では、「価値ある資源」とは一体何であろうか?
資源を評価するのに使われるツールとして、VRIO(ヴリオ)フレームワークというものがある。以下の4点で資源の価値が測定できるのだ。

・経済価値(Value)

・希少性(Rarity)

・模倣困難性(Inimitability)

・組織(Organization)

最後の組織というのは分かりにくいかもしれないが、資源を活用できる組織体制のことを意味している。例えば、軍隊並にトップダウンの組織であれば、末端の部下が希少な能力を持っていても、上層部はそのことに気づかず、そもそも能力を発揮させられないということが起こりうる。組織では、資源を活用できるような状態をつくりだすことが大切なのだ。

成長を求め社会から必要とされる人材になりたければ、このVRIOフレームワークに則って有益な点を育てよう。それはいつか、線で結び付けられ、創造性につながるはずだ。

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