【裏ワザ】ハフィントンポストがこっそり流している広告記事を見抜く3つの方法
netgeek 2014年8月27日
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この記事ではウェブメディアを運営しているnetgeek編集長だからこそ知っているネイティブアドの見抜き方をハフィントンポストを例に挙げて3つ紹介しよう。
1.突然宣伝が始まる。
普通の記事だと思って読み進めていたら、突然「そんな~さんが愛用するのは!!」とトーンが変わって商品紹介が始まる。深夜番組でよく流れている例の手法が今やウェブの世界でも用いられているのだ。
パターンは大体決まっていて、あることで悩んでいたが、ある日驚くほどいい商品に出会い悩みが解決した!オススメです!という流れ。もはや「ネイティブアド」などとかっこつけて呼ぶのではなく、「黒酢にんにく系広告」といったほうが分かりやすいのかもしれない。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/26/positive-cycle_n_5690001.html
↑ボルタレンEXの宣伝が驚くほど急に始まって唖然とする。真面目に読んでいたの自分は何だったのか…。
2.関連広告が表示される
ウェブメディアはネイティブアドを販売するにあたって、記事とサイドバーの枠をセットにして営業をかけることが多い。広告は1種類しか用意されていないことがほとんどなので何度ページを更新しても同じ広告が出るのが特徴。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/14/p-and-g-workandlife4-chiaki-tomita_n_5680632.html
↑こちらはどうもP&Gが広告を出した記事らしく、サイドバーには同社の商品パンテーンが表示される。
3.最後にリンクが貼られている。
記事を書く側としてはわざわざ最後に商品リンクを貼って誘導するメリットはないので、最後にリンクがあればまず疑ってよし。物販で購買に繋げたい場合はショッピングサイトへ誘導することが多いのだ。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/25/050plus_n_5686552.html
↑ハフィントンポスト編集長・松浦茂樹氏が記事に出演して広告塔になっているパターン。
以上3つの方法、参考になっただろうか。実はここで紹介したハフィントンポストは記事タイトルの上に「PRESENTED BY~」と入れてあり、そちらを見れば一発なのだが、かなり気付きにくいのもまた事実。大抵の人はタイトルを見た後にすぐに本文に目を移すので、実際にここで例に挙げた記事を見た人でも全く気づかなかったのでは?
PV(ページビュー)が大きいサイトだと毎日のように広告代理店から「うちで抱えている広告を貼らせてください」と営業の電話・メールが届くので、大手サイトだとネイティブアドをこっそり流している可能性はかなり高い。ただ、律儀にも広告表記を入れるサイトは少ないのでウェブメディアを見ていて何か怪しいと思ったら、上記の3点「突然宣伝、関連広告、最後のリンク」をチェックしてみよう。