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海外にもキラキラネームが存在することが判明!KingくんやJusticeくん、Princessちゃんが流行中

netgeek 2014年5月11日
 

日本では昨今「キラキラネーム(DQNネーム)」が話題になっている。もはや長男に一郎、次男に次郎…という安直な名前をつける時代は終わりを告げ、親には個性とクリエイティビティ溢れる名前をつけることが求められているのだ。それでは外国の名づけ事情はどうなっているのか?今日はアメリカの新生児の名前事情について紹介していこう。
参考:Here Are The New Most Popular Baby Names In America
http://www.businessinsider.com/the-most-popular-baby-names-of-2013-2014-5

社会保障政府(SSA)が発表している人気な名前ランキングからアメリカの子供にどのような名前がつけられているかみていこう。やはり、「普通」の名前が歴史の中でどのように移り変わるのかは興味がわくものである。以下の表は2013までの10年間に名づけられた名前のうち人気のあった10の名前を抽出し、各年における移り変わりを表したものである。

まずは男の子。
2013 most popular boys' names

表を見ていくと、やはり年度によってかなり流行り廃りがあることがわかる。「Liam」という名前は全体で見ると2位であるが、2004年の段階では10位以内どころか100位以内にだって入っていなかったのだ。それが2000年代後半に急激に流行り始めて今に至る。そういえば押尾学の息子の名前もリアムだ。

逆に「Jacob」という名前は2004年の段階でかなり有力であったがどんどん失速していき、結局3位になってしまった。
しかし、全体で見ても1位の名前と最下位の名前にたったの0.19%程度の違いしかないあたり、男の子の名前ランキングは接戦であったといえる。

次に女の子だ。
2013 most popular girls' names
男の子のランキングが接戦であったのに比べて女の子のほうのランキングでは上位と下位にかなりの差ができている。例えば2013年に1位である「Sophia」と最下位である「Elizabeth」の差はなんと倍以上になっているのだ。

女の子のランキングにはもう一つおもしろい特徴がある。それは、「Isabella」の曲線だ。なんとこの「Isabella」という名前、2008年に最初に公開されたトワイライトという映画の登場人物のものなのである。ここでグラフを見てほしい!なんと2008年から「Isabella」のグラフは2年間ににわたってぐーんと急上昇。この映画の影響で「Isabella」という名前を付ける親が急増化したのだ!

やはり、そのときの流行りに流されるのはどこの国でも同じことなのだ。さらに最近では海外でも日本同様、ネーミングの自由度が上がっているようで「Justice(正義)」、「King(王)」、 「Princess(王女)」といったキラキラネームが普及し始めている。

ちなみに2032年に高校を卒業する世代では Noah という名前とSophiaという名前が一番になる可能性が濃厚なのだそうだ。

最後に約60年前の1950年における名前ランキングトップ10を載せておく。やはり英語の教科書などでもおなじみ「James」「Robert」「John」などが人気となっている。日本で言う「太郎」「ひろし」「たかし」のような位置づけなのだろう。

1950 most popular baby names

ということで、ネーミングセンスが時代とともに変わっていくのは海外でも同じで、DQNネームが生まれるのは世の常。あと10年もすれば今DQNネームと呼ばれている名前がスタンダードになっている可能性すらあるのだ。しかし、聞くところによると企業の人事部は個性的すぎる名前の学生は家庭環境に問題ありとみなして採用を見送るところもあるそうな。

子どもが生まれたらどのような名前をつけたらいいのだろうか。古すぎず、今風すぎず…難しいところである。

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