twitterに絶対音感ならぬ絶対フォント感を持つ人物が登場!すさまじいツイートをご覧ください
netgeek 2014年5月8日
|
そんな特殊能力に似た力をもつ人物がtwitterに現れた。しかし、絶対音感ではなく「絶対フォント感」を持っているというのだ。どのような能力なのだろうか。
絶対フォント感とは,これを見た瞬間に,写研書体に混じってゴシックBBBの「株式会社ヤツレン」と,新ゴの「原材料名 生乳100%」があることに気づき,昔からある版下のうちこの部分だけ後から差し替えていると気づいてしまう能力のことを指す。 pic.twitter.com/FAbeaY3H7G
— すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 2
なんだこのツイートは!?全然分からない…。デザインの仕事をしていると見分けがつくようになるのだろうか。
あ,よく見ると「種類別名称」も新ゴだ。たぶん法改正か何かでそう表記されるようになったんだろうな。
— すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 2
「すど@ysmemoirs」氏によるマニアックなツイートは止まらない。
ところで,「新ゴとゴナの違いが数文字で判別できる」という人がたまにいるのだが,その人が絶対フォント感の持ち主なのか,ただの新ゴマニア(またはアンチ新ゴのゴナマニア)なのかは即座に判別できない。当然といえば当然だが,フォントを判別するより,人間を判別する方がはるかに難しいのである。 — すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 2
フォントマニアにもいろいろありまして,本文フォントに強いマニアもいれば,デザイナーズフォントに強いマニア,特定の会社のフォントだけを極めているマニアなどもいる。これは,スポーツカーマニア,業務用車マニア,ポルシェマニアなどに細分化される自動車マニアの世界によく似ていると思う。 — すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 2
ただ,このフォントマニアの世界というのは不思議と女性比率が高くて,その辺は自動車マニアの世界とはだいぶ様相が異なると言えるだろう。鉄道マニアとも当然異なるのだが,鉄道マニアとフォントマニアはなんとなく共通部分が多く,両者を兼ねるケースは稀ではない。 — すど (@ysmemoirs) May 2, 2014
私には絶対音感はないが,街中でふとMS系書体に目つぶしを食らうときのあの感覚で,「絶対音感を持った人は雑音に耐えられない」ことに共感できている,と思っている。 — すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 3
嫁に連れられユザワヤに来たら,ナール・スーラ・平成丸ゴ・じゅん・HG丸ゴ・ウインR・DF太丸ゴと,丸ゴシックの大博覧会。だがその一角に,デジタルフォント勢と明らかな格の違いを見せるこんな丸ゴシックが。 pic.twitter.com/ak9ju3hqQN — すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 4
そんなに多くのフォントが使われているのか!?もはやじっくり見ても素人には何のことやらさっぱり…。
続・絶対フォント感とは。次の画像の“Clear”はただのTimes New Romanだが,すぐに違和感を覚える。その正体は,C が大文字でなく,小文字の c を拡大しているだけだということ。あと l も屋根を多分いじってる。 pic.twitter.com/hpP9gVIIGg — すど (@ysmemoirs) 2014, 5月 5
そこまで見抜けるとはすごい!プロ中のプロだ。
よほどフォントが好きなようで、フォント関連のツイートが散見された。興味がある人はフォローしてみては。
ユニクロの中吊り広告を見て,あれDINとタイプバンクゴシックってこんなに相性悪かったか,と何となくどんよりする朝。まあ数字が和欧混在しちゃっている時点で,フォントだけのせいではない気も。
— すど (@ysmemoirs) 2014, 4月 24
ここまでフォントを極めているとは驚きだ。一体何者なのかと思い、プロフィールを見てみると、数学、ラジオ、鉄道、ゲームといった文字が並んでおり、マニアックな雰囲気をぷんぷんと漂わせている。こちらの人物、只者ではなさそうだ。
数学とラジオと◯◯にお熱な新沼慎二世代♂。自称「絶対フォント感」を持つフォントマニア。大洋~横浜~DeNAファンで,関連ツイートは2014年から @ysmemoirs_De に暖簾分け。メインアカウントは仕事成分薄めで「趣味の数学教育」「ラジオ」「フォント」「鉄道」「ゲーム」あたりをそこそこに。
https://twitter.com/ysmemoirs
日本中を探せば、他にも絶対フォント感を持つ人物は存在するのだろうか。
マニアな世界は奥深いものである。
Comments are closed.