問題発生から解決までのプロセスを国別に表したイラストが面白い
netgeek 2016年3月25日
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これが各国のトラブル対処方法を分かりやすく図解したイラストだ。
▼Twitterユーザーの高橋正明さん(@buzzmeak)のツイート。
トラブル解決法のイラストについて、netgeek編集部なりの解釈を加えた上で解説してみよう。
ドイツ:トラブル発生→即解決!!スピードは他国の半分
アメリカ:トラブル発生→直接交渉して解決
ロシア:トラブル発生→火元を逮捕(犯人であろうがなかろうが)→解決
中国:トラブル、という概念がない。むしろトラブルがないほうが異常
イギリス:トラブル発生→ティータイムでくつろぎながらのらりくらり議論→問題はなかったことに
アイルランド:トラブル発生→ギネス1杯→2杯→3杯→ねみ~…
スペイン:トラブル発生→シエスタ→シエスタ→解決は明日に持ち越し(明日も同じ)
イタリア:トラブル発生→とりあえずパスタを食べる→解決
ベルギー:解決→トラブル発生
さらに作者によるVer.3.0もアップされていた。こちらも解説する。
作者のFacebookはこちら
スイス:トラブル発生→国民投票→円満に解決
フランス:揉めに揉める→問題が増える
アイスランド:トラブル発生→「セタ・レーダスト!(何とかなるさ)」→あさっての方向へ
インド:トラブル発生→牛を贈る→解決
北朝鮮:トラブル発生→金正恩様万歳!金正恩様万歳!→金正恩←金正恩様万歳!金正恩様万歳←解決
南アフリカ:トラブル発生→ラグビー→ゴール!
ギリシャ:トラブル発生 → → → 破綻
ニュージーランド:トラブル発生→バーベキューしようぜ!→解決
ブラジル:トラブル発生→ドリブル→解決
フィンランド:トラブル発生→ウォッカ飲んで飲んで飲まれて飲んで……
スウェーデン:トラブル発生→S字フックで何とかなるかも→IKEAにTEL
ジャマイカ:トラブル発生→ハッパを巻く→ハッパに火をつける→気持ちよくなって解決
おや?よく見ると日本がない。ここでパロディで日本版とベトナム版も作った「いけのん」さんの投稿を紹介しておきたい。
日本は、「責任の追及ばかりで解決ベクトルに話がいかないうちに、時間が経ってみんな問題の本質を忘れる」というよくある話を表現してみました。
ベトナムは、「とりあえず音のでかいものが勝つw」って話を表現してみました。セリフは、こないだ久々にハノイへ行って「おいぞいおーい」を聞いたのでなんとなくw
http://ikenon.blogspot.jp/2014/03/international-guidelines-for-problem.html
確かに日本では「どう解決するか」ではなく「誰が悪いか」がまず重要視される。さらに「世論」の名を振りかざして一般人がしたり顔で批難や批判をする。問題そのものの解決法や再発予防策を論じるよりも、よってたかって悪者を懲らしめることが好きな民族なのかもしれない。
ちなみに「おいぞいおーい」は「オーマイゴッド!」の意。理論の正しさではなく声のデカさが物を言う国もあるのだ。
このように国民性によって問題解決方法が違うだけでなく、中には解決しなくてもよしとする国もあることを知ると、肩の荷がおりる気がしないだろうか。
もしかしたら会社でのトラブルも、解決しなくてもよい場合があるのかもしれない。これから問題に直面した時、この投稿を見返してみれば心がラクになりそうだ。
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