インド政府が公開したモディ首相の視察写真がただのクソコラ画像ですぐに捏造がバレる
netgeek 2015年12月7日
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12/3、インド政府が公式Twitterアカウントで豪雨被災地を視察中のモディ首相の写真を投稿したところ、批判が殺到して投稿を削除するという出来事が起きた。インド政府が公開した写真はなんとバレバレの合成写真だったのだ。あまりの粗末な仕事に世界中が呆れている。
こちらがインド政府が投稿した合成写真。これはひどい!!!
どうやら上空から被災地を眺めるモディ首相を見せたかったらしい…。この写真をよく見ると、近くのモディ首相にもピントが合っていて、遠くの街にもピントが合っている明らかに不自然な写真だ。見ての通り、合成されたのは丸い窓枠に写る街の風景。あまりにも粗末なコラージュ画像に、Twitterユーザーから批判が殺到して、インド政府はすぐに投稿を削除した。
▼削除されたインド政府の投稿はこちら。投稿には「@narendramodi(モディ首相のアカウントのID)首相はタミル・ナードゥ州の豪雨地域の空中調査を指揮している」と書かれている。
インド政府はなぜ写真を合成したのか。後日、インド政府のホームページに掲載された謝罪文には次のように書かれていた。
This happened due to error of judgement and the picture was subsequently deleted.
訳「判断ミスで写真が投稿されました。写真は、その後すぐに削除されました。」
確かに、子どもでも作れるようなクオリティの低い合成写真で国民を騙せると思ったのは判断ミスだ。これに懲りて二度と同じミスをしないようにしてほしい。
ちなみに、もしやと思ってネット上を探したところ、合成写真の元画像を見つけることができた。窓がくもっていてモディ首相ははっきりとは外が見えなかったことがわかる。
この写真を公開するのは国民に対してイメージが悪いと思い、首相の側近は写真を合成したようだ。しかし、変な小細工は逆効果。画像は大拡散され、インド政府は世界中に醜態を晒す事態になってしまった。