日テレZIP!が「リア充オタク」という新たなワードを特集するも矛盾しているとツッコミが殺到
netgeek 2015年12月6日
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▼番組では、まず「リア充オタク」というちょっと違和感のある造語が紹介された。番組によると、この言葉が生まれた背景には、オタクの人達の消費額の減少があるとのこと。
▼新しいタイプのリア充オタクはオタク活動にあまりお金を使わない。
▼浮いたお金はファッションに。昔ながらのチェックシャツとメガネの典型的なオタクは減り、オシャレでかっこいいオタクが増えたそうだ。
▼日テレZIPはこのタイプをリアルの生活が充実しているリア充オタクと解説する。
その後、この報道を見たTwitterユーザーたちからは色々な意見が飛び交い、大きな論争となる。
▼そもそも「リア充」と「オタク」は相反する存在だから「リア充オタク」などは存在しないという意見。
▼同じく、それはオタクではないという意見。
▼ガチオタからすれば少しかじったくらいでは軽い趣味レベルであり、「オタク」とは呼べないとのこと。
おそらく、彼らはリア充の要素が少しでもあればオタクではなくリア充だと言いたいのだろう。リア充は敵対する集団のため、ここまで嫌悪感をもって反発するのも理解できる。
▼さらに「リア充」と「オタク」は相反するものではなく、全く関係のない言葉同士という意見も…。
つまり、相反するものではないから「リア充オタク」というワード自体は問題ないという見解だ。しかし、番組がリア充とオタクを相反するものとして紹介したことには疑問を感じているということ。
オタクの定義がここまで違うのはなぜなのか?「オタク」に関してはこのような投稿も話題になっていた。
▼昔は「オタク」に対して極度なまでの偏見があり、マスメディアはこぞってネガティブにとりあげていた。「オタク」の「愛好家」という意味に加えてマイナスイメージもあるのは、こういった偏見が原因だろう。
確かに、このような偏見は昔は当てはまっていたのだろう。しかし、今となってはオタク文化は一般人にまで広く浸透している。そういった状況で、「リア充」と「オタク」を両立する人が出てきて、「リア充オタク」という新ワード生まれるのは当然の流れなのかもしれない。