集団的自衛権行使の新3要件を解説した画像が分かりやすい。民主党は自ら安保法案の必要性を証明した
netgeek 2015年9月21日
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先日、安保法案が参議院で可決された。そのことに関連してTwitterにアップされた集団的自衛権行使の「新3要件」を解説した画像が分かりやすいと話題になっている。
まず、おさらいをすると、2014年の7月に閣議決定された集団的自衛権行使の3要件は次の3つだ。
(1)我が国、または我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があるとき。
(2)これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないとき。
(3)必要最小限度の実力を行使するとき。
この3要件を、先日の安保法案参議院特別委員会の混乱の様子に当てはめると次のようになる。
▼①民主党・小西議員が鴻池委員長に飛び込み先制攻撃。これは完全に武力攻撃だ。②自民党のヒゲの隊長こと佐藤議員は委員長を守るための成す術がなく困った様子。
▼③仕方なく、必要最小限度の実力を行使をして万事解決。
こうして皮肉なことに民主党の小西議員は自ら安保法案の必要性を認めてしまったのだ。
野党議員は他にも議場封鎖など、話し合いとは無縁の行為で審議の妨害行為を行った。冷静な話し合いで解決できない人間が居るという状況は、現在の日本を取り巻く環境と同じではないだろうか。
▼現在、大拡散中の田母神氏のTwitter投稿。
自主防衛力の強化は日本の外交力にも繋がる。今の日本は「言うことを聞かなかったらミサイルを打ち込むぞ」と脅してくる国に「言うこと聞かなかったら話し合うぞ」と反論しているようなものだ。それでは国の防衛は成り立たない。