両面ディスプレイを搭載したスマホ「YotaPhone」が凄い!フォーブスやニューヨークタイムズも大絶賛!
netgeek 2015年9月10日
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こちらが話題となっている「YotaPhone 2」の画像だ。
後ろ側に画面があることでどのようなメリットがあるのだろうか。公式サイトに主に4つの機能が紹介されていたので、具体的に見ていきたいと思う。
(1)画面のロックを解除せずに情報を確認できる。
気づいた人も居るかと思うが、背面はE-inkという電子ペーパーでできたモノクロの画面になっている。主画面とは別にE-inkの画面にウィジェットを配置できるので、主画面のロックを解除せずにウィジェットで株式市場の様子やメールなどの確認をできる。
(2)バッテリーの持続時間が長い。
表だけではなく裏まで画面があるので、バッテリーがすぐに切れるのではないかと心配になるかもしれない。しかし、YotaPhoneのバッテリーはそう簡単には切れない。なんと読書だけなら5日間、通常のスマホの機能を使うだけなら2日も持つ。さらに、E-inkの画面だけの使用だと通常より5倍も電池が長持ちする。
(3)太陽光の下でもはっきり画面が見える。
日中に太陽光が強すぎて、スマホの画面が見えなくなってしまったという経験をしたことはないだろうか。E-inkの画面は強い日光の下でも、はっきりと文字が見えるのでFacebook、Twitter、メールなどをチェックすることができる。
(4)E-inkの画面はカバーとしても使える。
家族、友人、趣味、Instagramなどの好きな写真を壁紙として設定できるので、自分が好きなように本体のカバーをデザインできる。
netgeek編集部が情報を収集していると、日本人でさっそくYotaPhoneを手に入れた人を見つけることができた。
YotaPhone 2 のような独特なスマートフォンは「実際には使えないだろう」と言う見方もありますが、やはりスマートフォンのディスプレイは昼間の屋外では見づらいこともあり、そういう時に YotaMirror を利用して E Ink 側に切り替えると格段に見やすくなるということもありました。YotaPhone 2 は実用的だと思います。性能も Snapdragon 801 や 2GB RAM を積んでいるので満足するレベルに達しています。
ということで、評価はかなり高いようだ。ちなみに、公式サイトに記載されていた大まかなスペックは以下の通りで、こちらも悪い所は見つからない。
・OS:Android 4.4
・メモリ:2GB
・ストレージ:32GB
・カメラ:800万画素
・バッテリー容量:2500mAh
そして、一番気になるお値段の方だが…
YotaPhone(White・Black)が220ポンド(約4万円)、YotaPhone 2(Black)が440ポンド(約8万円)と少し高めだ。公式オンラインストアは日本への発送に対応していないので、欲しい人は輸入代理店や海外の通販サイトなどで購入する必要がある。
日本はiPhone6sの発表で盛り上がっているが、こちらも気になるという人は是非お試しあれ。