【炎上】国が高速道路をつくるためにお爺さんのみかん農園を強制奪取!!
netgeek 2015年7月15日
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国の方針で自宅のみかん農園を強制的に東九州道にされてしまう福岡県の男性があまりにも可哀想だ。ネット上では国の理不尽なやり方に対して反発の声が多くあがっている。
現在、世間を騒がせているニュースはこちら。なんと国の建築計画によって、強制的に自分の土地を道路に変えられてしまう男性がいるのだ。
中央で取り押さえられているのが土地の所有者、岡本栄一さん(69)。みかん農園を守るために必死に抵抗するも、行政代執行というルールに負け、国という大きな存在に押しつぶされてしまった。
こちらの写真の通り、みかん農園を挟むようにして高速道路が作られつつあった。国が男性の意見に耳を貸さず勝手に建設を進めていたことは明らかだ。
インフラ事業は周辺住民を納得させてから着手すべきなのに、順序が完全に逆になってしまっている。現代社会でこのような無理矢理な方法がまかり通るとは、もはや信じられない。
男性の反対を押し切り、国が派遣した人員が強制的にみかん農園に足を踏み入れる。種から芽が出て木となり、その後、実をつけるまで約10年かかるみかんの木が次々に切り倒されていくのだ。
時間をかけて育てたみかんが台無しになるのだから男性が必死に抵抗するのも分かる。だが、国はそんな個人の気持ちなど一切気にせず、自らの損得勘定しか頭にないようだ。
これに対し、多くのネットユーザーが国を批判するコメントを投稿した。
日本がこんなに非情な国だったのかと思うと、残念な気持ちでならない。岡本さんは各メディアに対して「暴力をふるうわけにはいかないが、一生みかん農園を続けたい。みかん作りは私の命」と話していた。
ANNニュース公式動画もご覧あれ。
1:00から映る映像には岡本さんが力づくで連れだされる衝撃的な様子が映し出されている。工事着工のまさにそのとき、小屋に居座って抗議していたところを追い出されたのだ。
今回のニュースといい国立競技場の建設といい、日本は本当に民主主義が実現されているのかと疑わざるをえない国になっている気がする…。
「クールジャパン」とは、国民に冷酷な決断を下すという意味だったのか。
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