偏差値30から慶應合格を果たした学年ビリギャルが素顔を公開。普通に真面目で賢そうな顔じゃないか…
netgeek 2015年5月1日
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STORYS.JPで公開された話が書籍になった大ヒット作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の本人が顔を公開した。
これが学年でビリだった偏差値30のギャルだ!…って普通に真面目そうな女の子じゃないか。
ネット上では「もっとギャルっぽい人かと思ってた」、「これは普通に賢い人が勉強して慶應受かったっていう普通の話だね」、「表紙に騙されたわ」という声が相次いでいる。
本の表紙には読者モデルとして活動する石川恋が起用されていた。これが本人だと思っている人が多いが、実は全くの他人。
いかにもギャルっぽい容姿の人物にぶすっとした表情をさせたマーケティング戦略が功を奏したわけだ。受験生とその親は読んでみたくなる表紙。
本人「さやか」さんがインタビューに応じた様子はANNnewsCH公式にて見ることができる。
思ったよりも話し方がしっかりしていてギャルっぽくはない。どうせならギャルのままでいてほしかったのだが…。それに、そもそも顔出しOKならはじめから表紙に使うべきだったのではないか。
なおamazonでは書籍の執筆の仕方について「都合のいい部分だけにスポットライトを当てて卑怯なのではないか」という声が多数あがっている。
星5評価も多いが、同時に星1評価も多いのがこの本の特徴だ。
ざっと星1がついているレビューを読んで指摘されているポイントを要約すると以下の通り。
・中高一貫のエリートお嬢様学校の生徒だったのに本ではあえてそのことを隠している
・慶應の総合政策学部は英語と小論文の2科目入試。英語だけで偏差値を40上げたというタイトルはずるい
・もともと頭がいい生徒が勉強しただけの話なのに誰でも努力すれば報われるという美談にもっていこうとしている
・表紙が卑怯
・余命一ヶ月の花嫁と同じ手法で金儲けしようとしているだけ
・消防署のほう(方向)から来ましたって言って誤解させる詐欺と一緒
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著者の坪田信貴氏は坪田塾の経営者。本が売れれば塾の生徒も増えてシナジー効果で儲かるということか。ずいぶんとマーケティングがお上手なようだ。