村上春樹がプライベートな書斎を公開。これが仕事ができる男のデスクだ。
netgeek 2015年3月4日
|
大きな木の机に手書き原稿を主役にし、PCは斜めに置く。これが村上春樹流だ。
コーヒーマグはごらんのとおり、スイスの土産物店で買ってきたものです。色が赤くて目につきやすいので、けっこう便利です。目につかないと、つい手でひっくり返してしまって、コーヒーがあたりに飛び散り、惨事に至ります。悲劇ですよね。何度かありましたが。
使っているコンピュータはもちろんアップルです。サブでMacBook Air を使っています。
本に載せてあるペーパーウェイトはニューヨークの Knopf本社に行ったときに、サニー・メータさんにもらったもの。開いているテキストはたぶん、チャンドラーの”The High Window”だと思います。マウスパッドはもらいもののオリジナル・ムーミンです。
机は全長二メートル半くらいの分厚い板を使っています。これはもう十五年くらい使っていると思います。僕にとっては大事な机です。たぶん桜材だと思うんだけど、自信はありません。
実にシンプルで無駄ない作業場。原稿で散らかりまくっている机を想像したが、やけに整理整頓されており驚いた。しかし、Macがあるのに原稿が手書きなのはどうしてなのだろう。ちなみに右上に映っているライトスタンドはBiOLITEのもので目に優しい光が気に入っているのだとか。
別角度から見ると、机の長さがよく分かる。1枚板で広々と使える暖かみのある机、羨ましい。
めちゃめちゃ仕事が捗りそう。そして、奥に見えるものはというと…。
大量のレコードだ!ざっと見たところ1万枚はありそうで、もはやレンタルレコード店が開店できるレベル。
すげええええええ!ほげええええええ!
きっとフカフカのソファに座って聴く音楽はいい休息の一時を与えてくれるのだろう。リラックス空間と仕事場が同じ部屋にあってすぐに切り替えられるのがミソとみた。
ちなみに同じ作家でも坂口安吾の仕事場は荒れ放題。
この原稿の散らかり具合がいかにも作家っぽい。村上春樹の書斎はどうして綺麗なのだろう。
HUNTER×HUNTER、幽遊白書で有名な漫画家、冨樫義博も細かいことは気にしない。
大物感漂う部屋。そして大物感漂うくつろぎ方。大金持ちなのだからハウスキーピングに頼めばいいのに…。
対して川端康成は非常に落ち着いた空間。これはカッコイイ。
ものすごく良い文章が書けそうな雰囲気。
さて、あなたの仕事場はどのような空間になっているだろうか。一工夫すると気分が変わって仕事の出来に違いが出てくるかもしれない。
やれやれ、僕はひとまず片付けから始めることにした。
Comments (2)