【神業】筆を使わずに水墨画を描き上げる中国人職人の驚くべき技法
netgeek 2015年2月21日
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ある中国人の道具を使わずに画を描いてしまう神業技法があまりにもスゴイと海外で話題になっている。
こちらのぴっちり七三分けでやけに姿勢がいい男性がその神職人。作業スペースには必要最小限の紙と墨しか置かれていない。
筆は使わないのか?職人は右手に墨をつけてをハンコのように押しながら何かを描いている。
まだ全貌の見えないこの絵…。本当にこれが職人技なのだろうか…??
こちらから見ると単に紙を汚しているようにしか見えないのだが、これに全世界が驚いているのだという。
そうこうしているうちに完成した絵がこちら。なんと右手一本で岩や山、森、滝を表現する絵を描いてしまった!!!これは凄すぎるぞ!!!
細かな木の葉や水の流れまでもが生き生きとした躍動感とともに感じられるこの絵。匠の技に感心せざるを得ない。
ズームで見てみよう。手で描いたとは思えないほど繊細だあああ。
なんだかすごく奥行きがある画。これ欲しい…。
濃淡がうまく使い分けられており不思議と立体感がある。改めてこの絵の凄さを感じて頂けただろうか。
ちなみにこの職人は他にも多くの作品を発表している。
一体どれだけの修行を積めばこのようなクオリティの作品を作ることが出来るのだろうか…。もはや想像を絶してしまうほどのプロの領域だ。
こちらが職人が絵を制作する動画。トントントンとしているうちにあっという間(2:28)に完成してしまう。SUGEEE!!!!!
これも中国4000年の歴史が産み出した驚きの技のひとつと言っていいだろう。この技法を生み出すことになったきっかけはお金がなくて筆が買えなかったからとかいうエピソードがありそうな予感。人間は制限をかけた状態で思考を熟成させると驚くべき発想を生み出すものなのだ。
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