鍵穴に556をさすのは絶対NG。油分とホコリ地獄になる
netgeek 2023年1月4日「鍵穴にスプレーのKURE5-56をさしてはいけない」という話題が盛り上がっている。
1.3万リツイートされ、大いに注目を集めたツイート。
カギの調子がしごく悪かったので業者さんに修理してもらったのですが、やはりあのお言葉を連呼されていたので共有しておきます。
— 洋介犬 (@yohsuken) December 21, 2022
「556は鍵穴にさすな」
「556を鍵穴にさすな!」
5-56といえば驚くほど潤滑を良くしてくれる魔法のようなスプレー。鍵穴にさせば滑りがよくなると思いがちだが、さしてはいけないとは一体どういうことなのか?
KURE5-56を発売する呉工業株式会社のHPを参照すると、複雑な鍵は使用NGとのこと。
ディスクシリンダー錠のようなシンプルな構造の鍵には5-56 をお使いいただいて問題ありませんが、ディンプルキーと呼ばれる種類やその他の複雑な構造の鍵では油分によってホコリや汚れが鍵穴内部に堆積し、鍵が正常に作動しなくなる場合がありますのでご使用はお控えください。そのような複雑な構造の鍵穴には、速乾性でベタつかずホコリもつかない「ドライファストルブ」をおすすめします。
なるほど。言われてみれば確かにそうかもしれない。鍵内部が油とホコリでドロドロになり、ホコリの塊が溝に入り込んでいる様子は想像に難くない。一度そうなってしまえば、掃除は困難を極めるだろう。
ネット上の反応
・助かった。今ちょうどやるところだった
・ベトベトになっちゃうね
・551のほうが好き
・2年前に556使ってしまった。時限爆弾になったということか…
・ガキって読んでた…
・自転車屋でバイトしてたときに556使うなって言われた
・シリコンスプレーを使って鍵が取れなくなったことがある
・近所の鍵屋は「濃い鉛筆でなぞれ。556は使うな」と言っていた
・鉛筆の芯の粉が最強。摩耗した箇所を埋めて皮膜を作る
・ドライファストルブ!
・鍵が抜けなくなったとき管理会社に「556さしました?」って疑われた
・肉まん突っ込んだのかと思った
YouTubeでは分解までしている実験映像を見つけることができた。
2:06:556をさして3ヶ月経った鍵が回らなくなってしまった。
2:30:分解して内部を見てみるとホコリが溜まっていることが分かる。
まさかこんな落とし穴があったとは。これは誰もが身につけておきたい知識だ。