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家族に捨てられたバレンティーノは食べ物を求めて彷徨う

netgeek 2021年1月6日
 

隣家の玄関の前で助けを求めていた猫は愛情ある家族によって親切にされた。

やけに綺麗な猫だ。

バージニア州にある保護団体でボランティアスタッフとして働くデビー・ハリスさんは捨て猫について同僚から相談を受けた。

とあるふわふわの猫は外で暮らしているらしく、隣の家を道に沿って彷徨っていた。ちょうど隣家が引っ越しした直後のことだったので捨てられたのかもしれない。

デビーさんの同僚が保護するまで猫は家から家へと食べ物を求めて歩いているようだった。猫は同僚の後をついてくるようになり、家にいる犬とも友達になった。ところが同僚の夫は極度の猫アレルギーなので飼うことはできない。

そこでデビー・ハリスさんに相談が回ってきたというわけだ。

デビー・ハリス「白いふわふわのボールを持ち上げ、キャリーケースに入れて家まで連れ帰りました。ぬいぐるみみたいで、私にずっとくっついています」

キャリーケースから出た猫は辺りを探索し、ご飯を食べ始めた。貪欲な食欲をもっていることが分かった。

獣医に診てもらったところ体重12ポンドで2〜3歳と推定された。上気道感染症の治療を受け、毛の塊になっているところをカットした。

「獣医では良い子にしていました。すべてのスタッフを歓迎し、喉を鳴らしていました」

2月のバレンタインの日を迎える頃に出会ったことから名前を「バレンティーノ」と名付けた。

バレンティーノはまた安全な室内で生活できるようになり、頻繁に甘えられるようになって幸せそうだった。

当初は健康になるまで世話をして里親探しを始めるつもりだったが、もはや家族はバレンティーノの呪いにかかってしまった。

すでに家に住んでいたジョジョ、リルマンと面会させたところ、リルマンとは親友でジョジョがボスという関係性が出来上がった。

「バレンティーノは里親探しの失敗の例です。私が恋に落ちてしまったのです」

もしあのとき親切な人に出会わなければ冬の寒さに苦しんでいたことだろう。一度は野良になったバレンティーノはこうして幸せになった。



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