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何度でも見たい。マムシに噛まれた柴犬ラッキー

netgeek 2020年6月4日
 

2013年にYouTubeにアップされて以来、ずっと人気を誇り続ける犬の動画がある。「マムシに噛まれた柴犬ラッキー」と聞いてピンとくる人は多いだろう。

何度でも見たい。

鼻先が大きく膨れ上がり、不服そうな顔を見せるのは黒柴のラッキー。

昼間、犬小屋にいるときにマムシにちょっかいを出して鼻先を噛まれてしまったようだ。

顔が腫れていることに飼い主が気づき、夜間に緊急で病院に行って治療してもらった。命を落とさずにすんだのは不幸中の幸いだった。

アニメのキャラクターみたい。

今回ばかりはその名に反してアンラッキーだった。

なお、犬が毒に強い理由について、動物病院では体温が高いことがポイントなのだという解説を行っている。

犬は(猫もですが)平熱が38~39度と、人間よりも2~3度も高めです。なおかつマムシに咬まれた直後には興奮してもう少し(1度くらい)上がっていることが予想されます。(略)マムシ毒には主なものとして10種類近くありますが、その多くは咬まれた犬の組織内で活性化されるたんぱく分解などの酵素と、神経症状誘発や出血傾向を促進する毒素があります。これらの酵素などの活性化で、局所の腫脹や組織の壊死、出血などの症状が誘発されます。

犬がマムシ毒に強い理由は、これらの酵素活性が体温の影響を強く受けることから、体温が人より2~3度高い犬の場合、酵素の活性が低くなり、症状が人よりも軽いということのようです。

http://tabaru.9syu.net/case/perm/420.htm

合点がいく科学的な説明で興味深い。

しかし注目すべきはその後のラッキーについてだ。実はこの部分を知っている人は多くないだろう。喉元過ぎれば熱さを忘れるという言葉があるように、ラッキーはその後も小動物に対する好奇心を押さえきれないでいることが分かった。

1年後の2014年、猫にハイテンションでちょっかいを出してしまう。

2年後の2015年、芋虫にちょっかいを出している。

2016年、亀にちょっかいを出してひっくり返してしまう。

マムシとは違う外見の生き物なら大丈夫という理解なのかもしれない。マムシに噛まれた柴犬ラッキーの動画は今後も伝説として有名であり続けるだろう。

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