野良猫を助けたら子猫も家族に。前足が折れ曲がったラックスの話
netgeek 2020年1月9日
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Pamela Amellaさんと夫がメイン州の新しい家に引っ越してから庭で野良猫を見かけるようになった。もしかすると前の住人が引っ越すときに置き去りにしていったのではないか…。
やがてこの猫は子供を生み、家族になる。
念のために地元の機関に問い合わせてみたが、誰かが探しているという情報はなかった。Pamela Amellaさんは猫を見かけるたびに親切に接した。
「猫のためにできる限りのことはしました。食べ物を与え、冬の寒い日には家の中に入れてあげました」
そして冬頃から猫は近所を頻繁にうろつくようになった。どうやら妊娠しており、人間の助けを求めているようだった。
10月24日に猫は2匹の子供を生んだ。しかし生き残ったのは1匹だけで、しかも片方の前足が折れ曲がっていた。
「初めて抱き上げるまで前足が折れ曲がっていることに気づきませんでした」
子猫にはラックス、母猫にはカットという名前をつけた。カットは保護されてから驚いているようだったが、屋根のある安全な場所で子育てができ、安心しているようだった。
子猫は歩けるようになると部屋の中を探検し、元気に遊び回った。
「ラックスは小さくて紫色のクマのおもちゃがお気に入りです。特に動くものに興味を示します」
元気に健康に育ち、普通の猫と同じように遊んだり走り回ったりするようになった。そんなラックスをカットは優しく世話をみている。
「ラックスは面白くて驚くべき魂を持っており、みんなの心を癒やしてくれる存在です」
特にパパが好きで喉をゴロゴロ鳴らす。
こうして外で生活していた野良猫は子供ができたことを機に安全な家で暮らせるようになったのであった。