Amazonのインチキ評価を見抜くサクラチェッカーを使ってみた
netgeek 2019年9月2日
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サクラ度がパーセントで表示される。
まずは、いろはす(日本コカ・コーラ)で試してみる。最も売れているミネラルウォーターで評判の良いものなので自作自演の必要はないはずだ。
Amazonの評価は上々。399件と件数が多く、最高評価も多い。
商品URLをサクラチェッカーに貼り付けてボタンを押すと「サクラ度0%」という結果が出てきた。
サクラチェッカーなりに4.49という評価を出して誤差がないことを示している。正確な仕組みは分からないが、おおよその検討はつく。おそらく購入済みかどうかや個別のレビュー数を調べているのだろう。未購入かつ単発のレビューの場合は信頼性が劣ると思われる。
次にZOVERという検索しても実態が分からない会社のイヤホンを試してみる。見た目は完全にAirPods(Apple)のパクリで2,999円の安物だ。
Amazonのレビューはかなり良い。…が、とても怪しい。
632件のうち最高評価ばかりついているのは妙だ。音質について意見が分かれるイヤホンはもっと階段状になるのが自然ではないか。
サクラチェッカーはサクラ度90%と判断。
やはり…。
最後にDragon Touchというよく分からないタブレット端末。
レビューは自然な感じ。
しかし、サクラ度は90%であり、さらにサクラチェッカーの判断では1.84/5とかなり低い評価。
他にも色々と試してみたところ、サクラチェッカーはなかなか信用できそうなツールということが分かった。非常に有益なので、これはもうAmazonが買収してオリジナルの機能として組み込むべきなのではないか。
制作者によるコメント。
【新サービス開発しました】
■サクラチェッカー
Amazonのサクラレビューをかなりの精度で見抜きます。
ただ、すっごい遅いです…
今後速度・機能面でも色々と改良していきます。Amazonプライムデーで変な商品を買う前にどうぞ!
C#+Bulmahttps://t.co/eJ2aYEbxTL#ぶっちゃけ面接官
— ぶっちゃけ面接官ユウ (@mensetukan_yuu) July 14, 2019
今後はより使いやすく改良されていくだろう。
サクラを見抜く大まかな傾向としては、日本やアメリカの有名ブランドで評判の良いものであれば大丈夫。おそらく中国系ブランドと思われる知名度のないブランドで値段が安いものは要注意。
安さに惹かれて怪しい商品を購入する際はいくつか候補を用意したうえでサクラチェッカーを使って本当の評価を見比べたほうがいいだろう。