蚊を検知して追尾するBzigoは神アイテム
netgeek 2019年8月24日
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いざ寝ようと思ったときに耳元で聞こえる蚊の羽音ほど耳障りなものはない。電気をつけて退治しようとしてもどこにいったか分からなくなってしまう。
そんな悩みをテクノロジーで解決する商品が誕生しようとしている。
イスラエルの会社Bzigoが開発中のBzigo(ジーゴ)は部屋に蚊がいると自動で検知してレーザーポインターで居場所を教えてくれる便利アイテムだ。
Bzigoは小型の装置で、使い方は部屋に置いておくだけ。
蚊を見つけるとレーザーポインターで居場所を示し始める。
と同時にスマホに通知が届く。
残念ながら蚊を退治するところは人間が自分でやらないといけない。技術的にはレーザーポインターで焼くこともできるのだろうが、火災などの事故が懸念されるということなのだろう。
仕組みはイメージセンサーとコンピューターアルゴリズムの組み合わせで部屋の中の小さな動きを検知し、レーザーポインターが蚊の動きを追尾するというもの。
映画に出てきそうなハイテク装置で未来感が凄い。しかし残念ながら商品はまだ発売されておらず、2021年を目安に計画を進めているとのこと。この商品は現在、海外の掲示板で話題沸騰中。これからルンバと肩を並べる画期的な大ヒット商品になるかもしれないと期待されている。
実際に使用されている動画ではレーザーポインターが蚊を囲むようにして四角に動いている。
一点を指すより、こちらのほうが分かりやすいということなのだろう。
Bzigoには今後の進化にも期待が集まる。
もし蚊を退治するところまで自動化できればマラリアの流行地域で蚊の撲滅を実現することも可能だろう。さらにゴキブリやネズミ退治にも応用できそうな予感。
この機械を単体で売り出すのではなく、ルンバや照明と組み合わせることで売上が飛躍的に上がるようにも思える。Bzigoのアイデアが今、世界を変えようとしている。