12歳のブラウン君、里親を探す動物が素敵に見えるようにと蝶ネクタイを寄付し続ける
netgeek 2019年6月23日
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ニュージャージー州に住むダリアス・ブラウン君(12)はシェルターで里親を探している犬や猫のために蝶ネクタイを作って寄付している。
少しでも素敵に見えるように。
首輪の部分に蝶ネクタイをつけた動物は確かに普通よりも魅力的に見える。人間と同じで着飾って個性を発揮したほうが、よく見せることができるということなのだろう。
蝶ネクタイは全てオリジナルの手作りでボランティアとして寄付し続けている。12歳の活動にしては素晴らしい取り組みではないか。
ダリアス・ブラウン君は2歳のときに会話力や理解力に難があると診断された。しかしそんな困難も気にせず、今では立派に高い目標を掲げて社会福祉活動に取り組んでいる。
ある日のダリアス・ブラウン君。材料の仕入れ。
こんなにたくさんGETした。
ミシンで器用に作業していく。どうやら繊細な仕事が得意なようだ。
どんどん作業が進む。
出来上がった蝶ネクタイは色鮮やかで素敵。
魅力的に見えるし、名前が分からなくても「あの赤い蝶ネクタイの犬」と呼びやすい。
犬もご満悦?
こちらはポップな蝶ネクタイ。
情熱的な赤色。
ダリアス・ブラウン君は11歳のときに動物のための蝶ネクタイの会社「Beaux & Paws」を設立し、CEOになった。Instagramでは4万3千人ものフォロワーが応援してくれており、これまで寄付した蝶ネクタイは数え切れないほど。
今ではアメリカのみならずイギリスにも蝶ネクタイを寄付している。2018年にオバマ前大統領は地域コミュニティに貢献したとしてダリアス・ブラウン君を表彰した。
この他、複数の賞がダリアス・ブラウン君のリーダーシップを認め、表彰している。
犬や猫を蝶ネクタイで着飾るという方法はシェルターで里親を探す動物たちへの注目を集めるという副次的な効果もあった。現在はBeaux & Pawsのボランティアスタッフも募集されており、活動は規模を大きくしつつある。
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