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子猫がシェルターに入れられ探し回っていたママ猫、無事再会する

netgeek 2019年6月12日
 

ある日、一軒家の庭で4匹の子猫が鳴いているのを住人が発見。レスキューチームに連絡し、保護を求めた。

まだ生まれたばかり。

連絡を受けたのはレン・レスキューの共同創設者であるアリッサ・スミスさん。生後10日ほどの猫がおり、助けが必要だということだった。

アリッサ・スミス「子猫を安全に救い出すには15分しか残されていませんでした。が、幸運にもネットワークのメンバーが保護してくれて施設まで運んでくれたのです」

カリフォルニア州ダウニーにいるスタッフが協力して保護する。もともと子猫はママ猫と一緒に庭で発見されたのだが、ママ猫は人間を警戒して逃げていってしまった。

ボランティアのアシュリーは夜を明かしてご飯を与え続け、共同創設者のジェニファー・ハートさんも手を貸した。

「子猫はママ猫によく世話をしてもらっているようでした。が、通常、子猫がシェルターに運ばれると親に会えることはありません」

しかし、このときばかりは違った。

「シェルターで世話をするのも一つの手ですが、元いた場所に戻して親に世話をさせるのも一つの手です」

アシュリーとジェニファーはひとまず猫が離乳するまで待つことを決めた。

一方その頃、ママ猫は子猫を探し回っており、連絡した住民がそのことに気がついた。良かれと思って保護したのだが、心が痛む。

「親猫を捕まえてシェルターに連れてくることにしました」

翌日、親猫は子猫たちに再会することができた。ママ猫ははじめ、キャリーケースから出てくるのを拒んでいたが、子猫がいると分かるとすぐに出てきた。

「子猫をママ猫に近づけるとすぐに落ち着きました。ママ猫は横になって喉をゴロゴロ鳴らし始めました」

幸いにも子猫たちもすぐに自分の親だと理解したようだった。

アリッサ「こんなに感動的な光景がみられるとは思いませんでした。再会はとてもうまくいき、目の前で起きていることがとても嬉しかったです」

翌日の朝、子猫に囲まれたママ猫は嵐のように喉をゴロゴロ鳴らし満足げだった。

シェルターのスタッフが機転を利かせて柔軟な対応をとったからこそ実現した再会。現在、ネット上では素晴らしい行いだと絶賛されている。

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