麻生大臣の奥地バッシング、朝日新聞と時事通信も「奥地」と書いていたブーメラン
netgeek 2019年3月27日
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前回の記事:麻生大臣の奥地発言、「何も間違っていない」と北海道民が擁護
重要な論点は3つ。
まずは重要なポイントを正確にまとめておきたい。
(1)「奥地」は麻生大臣の表現ではない。
麻生大臣の話は「札幌から函館に行った際に現地の人に『奥地からようこそ』と言われたけど、自分は別に札幌を奥地とは思っていない」というもの。麻生大臣が差別的な意図をもって奥地と発言したわけではない。
(2)徳永エリ議員は間違っていた。
国民民主党の徳永エリ議員は「函館の人に『奥地』と言う風習はない」と即座に否定したが、その後、多くの北海道民が「奥地と言う」とTwitterで証言した。位置的にそうであることは間違いなく、特に中高年は使うとのこと。
(3)マスコミは事実を捻じ曲げた。
徳永エリ議員の指摘後、複数のマスコミがここぞとばかりに麻生大臣叩きを始めた。その過程であたかも麻生大臣の発言であるかのようにタイトルで卑怯な印象操作が図られた。
言葉尻をとらえて切り取り報道を行ういつものパターンに呆れてしまう。一部マスコミがやっていることは絶対におかしい。
なにより決定的だったのは北海道民が「奥地と言う」と事実を認め、麻生大臣を擁護したことだ。現在、続々と証言が集まっている。
さて、この記事では朝日新聞と時事通信について意外な事実を指摘しておきたい。調べたところ、なんとこの2社も過去に奥地という表現を使って記事を執筆していたことが分かった。
朝日新聞:函館市(2)旧戸井線跡
時事通信:再発見!道南の食文化と歴史
なんというブーメランか。仮に麻生大臣の発言が不適切であるなら朝日新聞と時事通信も不適切ということになってしまう。やっていることはダブルスタンダードの言葉狩り。
今回の一件について朝日新聞、時事通信、徳永エリ議員は麻生大臣に謝罪すべきだ。