5,000人の留学生を抱える東京福祉大学、700人が所在不明に
netgeek 2019年3月16日
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多数の留学生を抱える東京福祉大学で約700人の留学生が大学に来ず、所在不明になっていることが分かった。大きな社会問題に発展しようとしている。
ビザが切れて不法滞在に。
東京福祉大学は積極的に留学生を受け入れており、今では留学生の数で全国2番目を誇る。しかしそれが悪い方向に働き、真面目に勉強しない外国人が不法滞在するための入り口になっているのもまた事実だ。
東京福祉大学のリストを見ると「所在不明のため」という一文がずらり。留学生が除籍処分となった理由だ。
時系列で確認してみると毎月かなりの学生と連絡がとれなくなっている。
※研究生というのは学部生を目指す前の段階のこと
実際に除籍されたモンゴル人男性は取材に対し「入学したときは勉強しようと思っていたけど、全然しないから…。今は引っ越しの仕事をしている」と語る。外国語である日本語での勉強が思った以上に難しいという理由もあるかもしれない。
王子キャンパス前で在校生に話を聞くと、いなくなる同級生がたくさんいるとのこと。
こうして所在不明になって日本に不法滞在されるのは困る。文部科学省と法務省はこうした事態を重く見て調査に乗り出す。
東京福祉大学としては少子高齢化の時代でも留学生を受け入れることで学費で儲かるのかもしれないが、さすがにもっと試験を厳しくしたほうがいいのではないか。今の状態は絶対に早期に改善すべきだ。