今すぐテレビのコンセントを確認して!高電力のテレビに三又コンセントは危険
netgeek 2017年12月26日
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プラズマテレビを含むAV機器と除湿機を繋いでいたコンセント。
▼新たに加湿器を繋ごうとコンセントを見たところ、なんと焦げている。製品にはMADE IN CHINAの文字が…。
▼焦げ臭さはないのに、火花が散っていた。危ないところだった。
▼プラスチックがぐにゃりと曲がっている。
出典:https://twitter.com/c1_if/status/944758844055437312
当初はほこりが溜まることによって起こる漏電現象(トラッキング)かと思われたが、どうやらプラグ可動部分の接触不良に原因があったようだ。
▼電気屋さんによる意見。アンペアオーバーとのこと。そんなこと気にしたことなかった…。
トラッキングとかではなくこの溶け方はアンペアオーバーによる物 プラズマと除湿器の時点でダメでしょう スチームの出る加湿器も同様です。 プラズマテレビは決して省エネでは有りませんから 直接コンセントへ挿す事をオススメします。 でないとまた同じ事になりますよ! 以上電気屋でした。
▼こちらの方も同じ指摘。改めて冒頭の画像を見返すと確かに「1500Wまで」とある。
何人かの方が書いてますが、これトラッキングじゃ無くて単に電流容量オーバーの加熱ですね。 1500Wって書いてあるけど容量オーバーなら新品でも起こりえます。
つまり商品の欠陥や劣化というわけではなく、そもそも使い方が間違っていたのだ。高電力を消費するプラズマテレビには思わぬ落とし穴があった。何も考えずに昔から使っているコンセントに差してしまうという人は多いだろう。
ミカド電設による解説。
容量オーバーによる発火
ご家庭でよく使用されている100ボルト用コンセント1個あたりのアンペアの定格は、およそ15アンペアです。容量ギリギリまで個数を増やすのは、あまりおすすめできません。
https://www.mikado-sc.co.jp/minnanodenki/column/entry-28.html
家電製品ごとにアンペアは異なる。皆さんご存知の通り、電子レンジやドライヤー、アイロンは高アンペア。プラズマテレビも高アンペアと覚えてほしい。
ミカド電設では節電タップでこまめにオフにすることを推奨している。
今回はアンペアオーバーが原因だったが、コンセントから出火する火災で多いのはホコリが原因となる事例。あなたの家のコンセントは焦げていないだろうか?
出典:https://twitter.com/takusui43/status/945269184807682048
トラッキングを防ぐコンセントが売られているのでこちらも参考にしてほしい。
ということで高電力を使うテレビはコンセントに直接差し込んで使うようにしてほしい。また、部屋の掃除をする際はコンセントのホコリ拭きも忘れずに。
あなたの家のコンセントは今まさに火花を散らせている最中かもしれない。