オーストラリアで使われている日本語の教科書が破茶目茶すぎて笑う人が続出
netgeek 2016年3月11日
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3/10、女性のTwitterユーザー「ももの」さんは3枚の画像をアップし大反響を得た。
▼1枚目。この教科書の主人公は「てんせい」というなぜか髪の毛がない人物。異常行動を起こしまくる。「まずいですよ!」「ばらはおいしいですよ」というなぜか印象に残るセリフに注目。
▼2枚目。会話文が不自然に丁寧なのが気になる。おそらく現地のオーストラリア人がつくったのではないだろうか。最後の「わあ!」が面白い。
▼これで最後。またバラが出てきた。もっと見てみたい気もする…。
漫画の上にUFOのイラストがあるように、てんせいは実は宇宙人という設定のようだ。しかし、それにしても日本文化を伝えることなく、宇宙人の奇行を取り上げるあたり、かなり珍しい教科書と言わざるをえない。
画像をアップした女性によるとこの教科書は「未来」という名前とのこと。
ネット上では「他のページも見てみたい」「もっと見たい」「そもそも欲しい(笑)」という声が多く寄せられた。下手な漫画よりも外国の教科書のほうが見ていて面白いとは…。
netgeek編集部はこの教科書について調査を開始し、ついに特定することに成功した。
Cheng & Tsui
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こちらは1999年発売の古いもので、Amazonでは中古品のみが取引されている。また、筆者を見る限りではMeg Evans氏、まさのようこ氏、かわかみいくお氏の3名が執筆を担当したということが分かった。
そしてさらに、日本語教師養成講座を提供するHPを覗いたところ、未来(mirai)はメジャーな日本語教科書ということが明らかに。もっとも、内容についてはここでもツッコまれている…。
海外、特に日本語教育が取り入れられているオーストラリア・ニュージーランド・カナダ・アメリカなど英語圏の小学校・中学校・高校などの日本語のクラスで実際に使われている教科書です。
掲載写真や情報が古かったりして、はたまた逆に「妙にSF的な未来過ぎる」ところがあったり….と、なかなかツッコミどころが満載ではありますが、それを「生きた教材」となって是正するのが日本語教師海外派遣プログラム参加者である日本語教師アシスタント・ボランティアのみなさんです。
しかし、笑っている場合ではない。アメリカ人が日本人の英語の教科書を見て爆笑することはよくあることなのだから。あなたがいま着ている洋服に書かれた英語も爆笑ものかもしれない。