ドラえもんが青くなった理由で世代が分かることが判明
netgeek 2015年2月20日
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「ドラえもんは元々青い色ではなかった」というのは有名な話だが、実はその色が変わった理由は世代によって異なる。設定が時代ごとに変わっているのだ。
まず「ドラえもんは元々黄色だった」というのは皆さんご存知の通り。これはどの世代も変わらない。
昔は耳もあったドラえもん。青くなってしまった理由について皆さんはどのように記憶しているだろうか?
1985~1995年生まれの人は「ネズミに耳をかじられて丸い頭をガールフレンドに笑われたことにショックを受け、泣いているときにメッキが剥がれたから」。
一般には「涙で塗装が錆びて剥がれた」と記憶されがちだが、正式には泣いているときの「振動で塗装が剥がれた」。これはアニメ「2112年ドラえもん誕生(95年)」で初めて登場した設定だ。ガールフレンドに笑われたことは忘れてしまっている人が多い。
1995年以降の新世代は少し違う。「ドラえもんが元気が出るジュースと間違えて悲しくなるジュースを飲んで涙で塗装が剥げたから」。
ネズミに耳を噛じられるまでは同じ。ただやはり「振動で塗装が剥がれる」という設定に無理があり、多くの読者に誤解されていたので製作陣は「涙で錆びた説」を本説にしたものと思われる。あまりにもドラえもんが泣いたため声も枯れてしまったというのもこのとき生まれた設定だ。
そして1985年以前に生まれた元祖世代は「ネズミに耳をかじられた姿を鏡で見て青ざめたから」。
こちらはアニメ以前の漫画「ドラえもん」での設定のため、この理由で覚えている方は昔からドラえもんを愛読していたということになる。実はこの設定は現在公式ではなくなってしまったため、今の若い世代は知ることはない。
ちなみに初期のドラミちゃんは今とは全く違う容姿だった。なんだか猫っぽい。
ロボットであるにもかかわらず、ドラえもんとドラミちゃんが兄妹とされるのは、製造に使ったオイルが同じだから。放置していた古いオイルの薄い上澄み部分でできたのがドラえもんで底の方の濃いオイルでできたのがドラミちゃんなのだ。ドラミちゃんがドラえもんに比べて優秀という設定に納得がいく話だ。
さあ、あなたが認識していたドラえもんが青くなった理由と世代は一致していただろうか?
・ネズミに耳を噛じられた姿を見て青ざめたから→1985年以前の元祖漫画世代
・ネズミに耳を噛じられて泣いているときにメッキが剥がれた→1985~1995年のアニメ世代
・ネズミに耳を噛じられたときに誤って悲しくなるジュースを飲んで涙で塗装が剥げた→1995年以降の新世代
もし外れていたらあなたは同世代とは少し違った生き方をしているのかもしれない。