野良の子猫の兄貴分に。3匹は優しく受け入れてくれた
netgeek 2020年9月6日フロリダ州の善良な市民はある日、1匹の子猫が往来の激しい道路を渡ろうとしているのを目にした。
すぐに捕まえて保護した。
猫は車にぶつかりそうになっていたので、もし見過ごしていたら事故に遭っていただろう。車の中に移動してから猫は気持ちが落ち着いたらしく、ずいぶんと大人しくなった。
保護団体AnimalLuvr’s Dream Rescueで仕事をするナディジャさんは子猫の世話役を申し出た。
「初日は大変でした。母親や兄弟を求めてか、ずっと鳴き続けていました。持ち上げてなでると小さく威嚇していました」
ダービーと名付けられたその猫は汚れており、ノミに覆われていた。生後5〜6週間とみられ、治療を受けてどんどん健康になっていった。
「幸せで遊ぶのが大好き。小さな体に大きなパーソナリティを持っています」
ダービーはナディジャが部屋を離れると鳴き続けた。
1週間前、マンゴー、ココナッツ、レモンと名付けられた3匹の猫たちがAnimalLuvr’s Dream Rescueに保護されていた。
レモンは人間のことは信頼していない騒々しい猫だが、猫のことは信頼している。ダービーの兄貴的存在になることが期待された。
3匹がダービーに会ったとき、腕の下に入れてあげて抱きかかえるようにしていたので、作戦は成功だった。
「においを嗅いで毛づくろいしてあげていました。甘い光景でした」
マンゴーとココナッツもまた優しく接し、一緒に昼寝をした。
さらに子猫のダービーがスタッフから愛されているのを見てレモンは人間のことを信頼し始めたようだった。
「ダービーは室内の猫として仲間とともに人生を楽しんでいます。そして近い将来、永遠の家が見つかるでしょう」