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博多の陥没現場がスゴイ!ミキサー車がタイムラグなしに交代する様子が職人技

netgeek 2016年11月9日
 

福岡市博多区で地盤沈下が起こり、大きな穴が空いたハプニングに対し、工事関係者が急速に修復作業を進めている。あれだけの穴を防ぐには相当な量のコンクリートが必要だ。

現場では1分も無駄にしない職人技が繰り広げられている。これはすごい。

▼限られた作業スペースを無駄にしないためにミキサー車がかなり間隔を詰めて並んでいる。この2-4のフォーメーションには大きな意味がある。

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▼コンクリートがなくなるとすぐに前に進んで場所を交代。

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▼事前に待機しておいたミキサーがバックで入る。

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▼こうしてコンクリートを注ぎ込む作業を常に無駄なく行っているのだ。

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補給したミキサー車はまた待機場所に戻り、この繰り返しをずっと続ける。夜通しの作業だ。徹底的に無駄を省いたトヨタ生産方式を彷彿とさせる流れ。このような動きは実際の現場を見て、その場その場に合わせて監督が指示しているのだろう。

その他、最新の情報2つ。

(1)NHK福岡局によるライフライン解説が分かりやすい。陥没が起きてなぜ停電したり、水が使えなくなったりしたのか?それはパイプがこのように通っていたからだ。現場でガスの臭いがしたのはガス管が通っているからだった。

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(2)福岡市の高島宗一郎市長が報告してくれた情報が分かりやすい。穴を埋めるのは最長で3日間とのこと。

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この情報は高島宗一郎市長の公式ブログでも見ることができる。

参考:「安全」については土木などの関係する業界関係の皆さんに、市役所としても復旧にかかる全ての協力を行うので、最速での復旧に協力頂けるように改めてお願いしました。

今後も情報がアップデートされると思うので気になる人はチェックしてほしい。想定外の事態が起きたとはいえ、こうした修復作業の様子をみていると日本の技術力は高いと実感させられる。現場の危機管理能力、修復作業、どれをとっても素晴らしい。

あわせて読みたい→博多駅前の道路陥没はなぜ怪我人0人だったのか?現場の危機管理能力が命を救った

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