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はごろもフーズの「シーチキン」にゴキブリが混入して「Gーチキン」に。公表・回収しなかったせいで最悪のロシアンルーレット状態

netgeek 2016年10月28日
 

はごろもフーズが販売したシーチキンの缶詰にゴキブリが混入する事件が起きていたことが分かった。同社は事実関係を隠蔽し、なかったものとして取り扱った。

重要なポイントは、調査の結果、ゴキブリは製造過程で混入したことが分かったということ。

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異物が入っていたのは山梨県甲斐市のスーパーで販売されたシーチキン。50代の女性がフタをあけるとそこにはゴキブリがまるまる一匹入っていた。はごろもフーズはすでに非を認め、女性に謝罪している。

だが、同社はこの事実を公表せず、謎の理論で「他の商品への混入はない」と断言した。

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工場の生産ラインで起きた事故なのだから、他にも同様の事例があることは容易に想定される。本来であれば回収すべきであろう。にもかかわらず、はごろもフーズは批判の声が高まった今も、公表や自主回収はしない方針を貫いている。こんなひどい会社だとは思わなかった。

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まるか食品のペヤングの初期対応の悪さから全く学んでいない。ペヤングでは1件の異物混入事件から汚い工場の写真が広まり、改善を求める声が高まった。

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その後まるか食品は時間とお金をかけて生産工場を刷新。驚くほどに綺麗になり、再び消費者の安心安全が取り戻されたのであった。

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だが、はごろもフーズは誠実に対応しようとしない。同社にはすでに苦情、問い合わせが900件以上も寄せられているという。回収すらされないのだから、すでにシーチキンの缶詰が家にある家庭はどうすればいいのか対応に困ることだろう。

ちなみに売れ筋商品である、はごろもフーズのシーチキンは実は魚の種類が使い分けられている。

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このような経営努力は素晴らしいと思うので不祥事に対しても真摯に対応してほしいものだ。被害にあった女性がマスコミに情報をリークすることがなければ今回の一件は闇に葬られたままだった。同社としても、故意に隠蔽しようとしたものと思われる。

はごろもフーズ株式会社、直近1年の株価推移。

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意外にも株価への影響はあまりないようだ。もしかするとはごろもフーズは、この世の中には知らないほうが幸せなこともあるという見解なのかもしれない。消費者を裏切る不祥事の隠蔽は許されない。いっそのこと社名をゴキブリフーズに変更してシーチキンはGーチキンに改名してはどうか。

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