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ギルティ伊藤の新証言「パスポートの申請が間に合わなかったので自宅からネットの大会に参加して優勝した」

netgeek 2016年9月29日
 

格闘ゲーム「ギルティギア」の世界大会で優勝したという嘘が新聞にまで載り、大事になってしまった臨時職員の伊藤正裕さん(23)について、虚言が疑われてからも嘘に嘘を重ねて誤魔化し続けていたことが分かった。

当初は朝日新聞と群馬県の上毛新聞が取り上げて記事を削除する騒動にとどまっていたこの虚偽優勝事件はすでにテレビに取り上げられるまでの大ニュースになっている。以下では錯綜する情報をまとめた。

(1)裏取りを怠った新聞2社はずさんな仕事を非難されている。

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小規模な上毛新聞はともかく、以前から強烈なアンチを抱えている朝日新聞に対する非難の声は激しく、どうして事実確認をちゃんとしていなかったのかという指摘が殺到している。少し調べればそもそも大会すら開かれていないことが分かるわけで、記事が掲載されてからは一般人のみんなが嘘を見破った。記事を書いた担当記者は今頃、裏取りを怠ったとして上司に怒られているかもしれない。

(2)ギルティ伊藤は他にも「沖縄の大会で優勝した」などと嘘をついており、上司に問い詰められてからは、「世界大会は自宅からネットで参加した」と誤魔化していた。

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以前からゲームを趣味としていた伊藤さんは7月の時点で「沖縄の大会にスポンサー招待され、優勝して100万円をGETした」と自慢。これは嘘で、そもそも沖縄には行っていなかった。そして、8月にパリで開かれる世界大会に招待されたと嘘をついて休みを申請し、9月に優勝記者会見をして炎上した。

ただし、当初は上司やメディアの問い詰めに対し「証拠のパスポートは実は申請が間に合わなかったので自宅から大会に参加して優勝した。携帯電話は壊れたので招待状なども見せられない」と説明していた。ここまで嘘をつくのはもはや虚言癖。他にも余罪があるに違いない。

(3)記者会見で配られた書面が公開された。

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記者会見では伊藤正裕さん自身が事前に作成した資料を配布したという。書面では非常に淡白な文章でオータムスタンフェストで優勝したということが書かれている。なお、見出し部分はなぜか「オータムスたんフェスト」と「たん」の部分だけひらがなになっている。しっかりしろ臨時職員。

(4)伊藤正裕さんは会見で「できるだけ小さく扱ってほしい」と要望していた。

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23歳にして「ゲームに熱中していたら親に怒られるので…」というのは恥ずかしい理由だ。この苦しい言い訳は会見中に自分が嘘をついているという認識があったことを証明している。なお、伊藤さんの願いもむなしく上毛新聞には地元から大スターが誕生したとしてデカデカと掲載された。

▼口を大きく開けて笑う写真が印象的。違う意味で親に怒られたに違いない。

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(5)ゲームの主催者は「来年参加してね」と温かいコメント。

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大人の対応でイケメンな返答だ。エメリック・レネ氏は来年、ギルティ伊藤を特別招待するかもしれないと噂されている。ギルティ伊藤はそれまでに猛特訓を重ねて本当に優勝するしかない。

(6)記者会見を勧めた上司が登場。めちゃくちゃ申し訳ない顔をしている。

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謝罪会見に律儀に顔を出して登場し、申し訳ないことをしたと謝っていることから、ずいぶんといい人という印象を受ける。おそらく伊藤正裕さんの嘘の自慢話を信じ込んでしまい、本当に世界レベルでゲームが上手いと思ってしまったのだろう。まさか全てが嘘だったとは…。そんな病的な嘘をつくとは…。

(7)太田市が「伊藤正裕さんは契約更新なし」と発表。明後日から無職に。

誤った情報を報道機関に提供した、産業環境部の板橋信一部長は「市民の信頼を失墜する行為で関係者にご迷惑をお掛けしたことを深くおわびする」と話している。事実確認のための聴取は継続する方針。28日、市役所に苦情や問い合わせの電話が30件以上あったという。

市幹部によると、男性は9月末で契約満期を迎えることから、虚偽発言について処分せず、契約を更新しない方針。

http://www.jomo-news.co.jp/ns/4714750761911795/news.html

以上7つの事実からどうしてこのような事件が起きてしまったのか、その経緯を紐解くことができた。伊藤正裕さんはFacebookで海外の写真をアップしており、本当にドイツ経由でフランスに行ったと友人を騙す偽装工作をしていた。まさかウェブ上で拾ってきた画像だったとは友人は知るよしもなく、「帰ってきたら祝勝会をやろう」などというコメントをしていたのが今となっては悲しい。

ところで太田市といえば佐野研二郎氏にロゴのデザインを依頼し、パクリデザインで騙されたと騒ぎになったことがある。

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参考:佐野研二郎にロゴデザインを頼んだ太田市美術館が「うちは大丈夫かなぁ…念の為に調査する」と発表→その結果

依頼したのは「おおたBITO太田市美術館・図書館」のロゴで、最終的に市民の大多数の反対を受けて市長が使用断念を決定した。あなたの身の回りに信じられない嘘をつく人はいるだろうか?うっかり騙されないよう気をつけたいものだ。

続き→【速報】太田市がギルティ伊藤を解雇

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