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【炎上】HALのCM映像は学生の卒業制作ではなくプロに外注したものだった。思わぬところでバレる

netgeek 2016年9月26日
 

CMでお馴染みの専門学校HALのCMは軽快な音楽と独特の世界観が映像で表現されており、記憶に強く残るのが特徴。誰しもがあの映像はHALの学生がつくっているのかと思っていたが、実はそうではないことが判明した。

会社の実績紹介でHALとは無関係なTRICK BLOCKという企業がつくっていることがバレてしまった。

hal_cg-1

画像出処:https://twitter.com/kenken_500/status/779162260539252737

確かにCMでは「在校生の作品」とは喧伝していないので嘘はついていないが、それにしてもなんだか騙されたという気持ちになってしまうのは確かだ。制作を担当したのは3DCGを専門とする有限会社TRICKBLOCK。水田恵介氏を代表とする武蔵野市にある会社だ。実際に会社HPには実績として2016年のTVCM「嫌い、でも、好き」を担当したと告知されている。

▼東京で流れているCM。アニメが好きな人にはたまらない作品だ。

CMを見た人は自分も学校に通えばあのレベルのハイクオリティな作品がつくれると思い込んでしまうに違いない。事実、多くの人がそう信じていた。だが、実際につくっているのはかなり経験のある人物をリーダーとする組織で、HALで勉強したぐらいであそこまでのクオリティの作品がつくれるようになるわけではない。

実際に制作している様子。

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HALとしてはもちろん学生に任せたいという思いもありつつ、一方で学生レベルのCG作品ではとてもではないが良い宣伝にならないとも考えているのだろう。そして選んだ選択がプロへの外注だった。

なお、製作にかかわった主要な人物でHALの卒業生はおらず、本当にHALの教育とは無関係ということが分かる。

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・キャラクターの作画担当はイラストレーター・PALOW氏

・音楽担当は音楽プロデューサー・TeddyLoid氏。実績としては、ももクロ、IAなど

・ボーカルとナレーションはDAOKO氏

・映像・音楽の総合監督はスタジオカラー所属の映像ディレクター・吉崎響氏。ヱヴァンゲリヲンも担当した実力者

上記のメンバーを集めたうえで、実際のCG映像づくりをTRICK BLOCKが担当してつくりあげたというわけだ。HALの学費は年間130万ほどでCG専攻の場合は2年制と4年制がある。専門学校にしてはかなり高い学費でどれだけの実力が身につくのか。

気になるのは卒業するころにどの程度の作品がつくれるようになるのかということだ。

hal_cg6

この点については不明なところが多く、HALがCMに卒業制作を使わなかったことを考えるとやはりさほどレベルは高くないのかもしれない。ネット上では現在、誤認を利用していたHALに対する批判と落胆の声が溢れかえっている。

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