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登録取消処分を受けた猫カフェ「ねこのて」が猫シェルターに業態変更して営業を続けている

netgeek 2016年6月19日
 

猫を過度に働かせる悪質な営業を行っていたとして全国初の登録取消処分を受けた「ねこのて」(松崎和子社長)が法の網をかいくぐるように業態を変えて営業を続けている。

前回の記事:猫カフェで働き過ぎの猫、疲れすぎて声も出ない

問題になって「ねこのて」では狭いスペースに一時62匹もの猫を飼っており、また猫の数を誤魔化す隠蔽工作もしていたことが明らかになった。

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立ち入り調査が入る前に23匹の猫を別のアパートの一室に移動させており、問題がないように偽装しようとしたことが分かっている。業務停止処分が下った後も一向に改善は認められず、ついに登録取消処分となった。

こうして無事、問題は解決したかのように思えたのもつかの間。なんとねこのては業態を変えて営業を続けていることが分かった。

公式HPを見ると、なんと「開放型シェルター」にリニューアルしたという表現が!

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トップページの画像にある「猫cafe」の文字はそのままであるにもかかわらず、同店では猫と触れ合えるシェルターをつくったという。それは要するに元の猫カフェと同じではないかと問い詰めたくなる。

▼すでに猫カフェとして営業することは禁止されているので、入場料ではなく「寄付金」という名目にしている。金額はなぜか指定されており、3,000円とかなり高め。実質的に以前の猫カフェと変わらないビジネスモデルだ。

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▼ねこのての店内の様子(動画)。

ねこのての運営情報を調べると、株式会社ねこのてが東京都墨田区江東橋二丁目6番14号エスカイア錦糸町プラザ201号室で運営していると出る。動物取扱責任者は成瀬澄恵。以前より猫を飼っている人たちからは「ここは猫の扱い方がひどい。金儲けに利用しているだけ」と非難の声が相次いでいた。

さらに問題なのがスタッフの待遇。ボランティアとバイトをくっつけた「ボラバイト」なる謎の言葉をつくりだし、時給100~300円でこき使おうとしている。

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仕事内容を見る限り、通常の猫カフェのスタッフの仕事を任されるようで、これはもはやボランティアという域を超えている。研修時間が100時間と長いのもよく分からない。公式HPに最低賃金すら守っていない募集をするあたり、やはり運営者に問題があるのは間違いない。

被害を被るのは文句すら言えない弱い立場の猫。猫シェルターという意味不明な造語で逃げる悪質なねこのてをこのまま放っておいてはいけない。

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