マスコミが報道しない、沖縄国道58号線で頭を下げるアメリカの人々
netgeek 2016年5月29日
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沖縄県の国道58号線でアメリカの人々がプラカードを下げ、道行く人々に無言で頭を下げている。このニュースを日本のマスコミはほとんど取り上げていない。
今の時期の沖縄は炎天下30°を超える気温になる。そんな中で無言で頭を下げる彼らの姿はTwitterやFacebookに投稿され、注目を集めることになった。
▼日本のマスコミではほとんど取り上げられていない姿。もしTwitterやFacebookがなければこの人たちの行動が取り上げられることもなかっただろう。
▼もちろん、この人たちが何か悪い事をしたわけではない。
▼アメリカでは謝るときにお辞儀をする文化はないので「どうやったら気持ちが伝わるのだろうか」とみんなで色々考えたのだろう。見ていると胸が詰まる。
▼道路を通りながら「涙が出そうになった」というコメントを残している投稿者もいる。お辞儀の列は長く続く。
▼「沖縄と共に悲しんでいます。」
▼米兵だけでなく、家族の女性や子供も一緒に並んでいる。
▼沖縄に住むアメリカ人全体に風当たりが強くなる中で、彼らが選んだ行動は無言での謝罪。彼らの行動をきちんと受け止めなければならないのではなかろうか。
Twitterでは「アメリカ人全てが悪い人ではない」「なぜマスコミがきちんと報道しないのか」など様々なコメントが寄せられている。
また、反対にアメリカ人の心を動かした日本人男性もいる。
▼プラカードに書かれている文字は「Thank you U.S. military. I Love American」。
▼訳。
沖縄に駐在するアメリカ兵のほとんどはきちんとした人々である。しかし、だからといって沖縄の人が我慢を強いられていいわけではない。実際に日本にある米軍専用施設の約75%が沖縄に集中しており、本当はこれは日本全体の問題のはずだ。沖縄に住む人々は色々な立場から辛い思いを抱えている。それは多くの人が見て見ぬ振りをした結果なのではないだろうか。
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