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自称年収2億トレーダーのウルフ村田、口座残高が1万6千円しかなくて終了

netgeek 2016年5月20日
 

自称「東京大学経済学部首席卒業」で自称「金融トレーダー」「年収2億円」のウルフ村田が裁判で負けて銀行口座を差し押さえられた結果、残高が1万6千円しかなかったことが分かった。

裁判で勝訴が確定したO氏が公開した証拠はこちら。

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書面には6万円の出演料を差し押さえたほか、証券口座の残高証拠金は確かに16,000円で全額だったとある。もちろん他の口座に資産がある可能性もあるが、年収2億のトレーダーの口座残高がここまで少ないのはおかしい。

▼ウルフ村田こと村田美夏。

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▼トレーディング道具はノートPCのみ。トレーダーたちからはモニターがこれだけなのはおかしいと批判されていた。

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さらに「年収2億円」という触れ込みについて裁判ではウルフ村田側はあくまでマスコミがつけた肩書で、自称はしていないと語っている。

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だがこれは明らかな嘘であり、多くの人が怒っている。ウルフ村田はあちらこちらで自分の口で年収は2億円と自慢しまくっていたからだ。

▼証拠1。インタビューで2億円の利益が出たと語っている。もし、これが本当ならば裁判で否定しなくてもよいわけだ。

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――“2億円”が村田さんの枕詞のようになっていますが、いまはどのくらい稼いでいるんですか。  村田:昨年はアベノミクスが絶好調で2億円利益でしたが、今年はまだ分かりません。去年より勝てれば嬉しいです。結構大きな金額損することもありますが、失敗を引きずると前に進めないから、失敗は潜在意識の下に押し込んで、普段は忘れるようにしています。

参考:2億稼ぐトレーダー村田美夏さん「ありのままに生きられない」(ガジェット通信)

▼証拠2。自身が出版した書籍で2億円稼ぐという宣伝文句を使っている。

こういった確たる証拠があっては、裁判での「マスコミが勝手につけた」という主張はまかり通らないことは明らかだ。netgeekでは2014年の時点で急速にメディアに出て金持ち自慢を始めたウルフ村田が今後、与沢翼みたいにならないか注視したいと書いていた。

参考:株で2億円稼ぐ東大卒トレーダー村田美夏(43)がぶっ飛んでる14の理由

その後ウルフ村田は案の定、情報商材ビジネスを始めた。しかも与沢翼とタッグを組んでセミナーを開催する始末。

▼ウルフ村田はこうした怪しいセミナーを各地でくり返していた。

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ショーンKといいウルフ村田といい、かっこいい名前をつける人はどうしてこうもすぐにバレる嘘で身を固めるのか。ネット上では「東大卒というのも怪しい」「日本長期信用銀行の元銀行員っていうのも嘘でしょ」「正社員じゃなくて派遣とか…」などと他の経歴についても詐称を疑う声が多くあがっている。ウルフ村田のウルフは嘘つきオオカミという意味だったか。

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