3年前に令和を予言していた人、簡単なトリックだった可能性
netgeek 2019年4月3日
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2016年の時点で新元号を予言していた人物が見つかったと日本中が大変な騒ぎになっている。まさか予知能力があるのか?詳しく調べてみた。
偶然の一致とは思えない。
明治大正昭和平成令和
違和感ないね!
— しゃん (@syaaaan_) July 13, 2016
文脈を見るにぴたりと当てにいっており、何か内部事情を知っていたとしか思えない。未来からタイムマシンで来たのか、それとも予知能力があるのか。あるいは菅官房長官や安倍総理のプライベート裏アカウントかもしれないという噂も飛び交った。
▼投稿が消えてしまうかもしれないのでキャプチャ画像も載せておく。
19:41という投稿時間は2019年4月1日と数字が一致しており、これもまた偶然とは思えない…。
このしゃんという人物は一体何者なのか。本人はただのキモオタだと説明する。
さらに詳しく調べたところ、一部の人に向けてこっそりと種明かしをしていたことが分かった。ただ、この人物はIDの「a」が一つ多いのでなりすましという可能性も残っている。
トリックはシンプルで、企業向けTwitterアプリのTwipotを利用したとのこと。Twipotでは予約投稿の時間を修正する機能があり、この時間が過去に遡っても修正可能だったのかもしれない。
※バグを利用したという可能性、あるいはツイートの表示にある通りTwipotではなくTweetDeckという可能性もあり
通常、Twitterでは過去の時間に遡って投稿することはできないが、一部のアプリはこれができる状態にあったのだろう。企業向けアプリということもあり、そのことを知っている人は非常に少なかった。
日本中を驚かせた投稿は意外にも拍子抜けするほど簡単なトリックであった。
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